南蔵王青少年旅行村

070617
 昨日から1泊で南蔵王青少年旅行村に行ってきた。


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 昨日(6/16)カミさんの仕事が午前中で終わりあんまり天気がいいからキャンプに行きたい、というのでお昼に、にぎりめしを握って急いで出発。アウトドア用の棚に全ての道具を用途別にコンテナに入れてそろえてあるので必要な物だけ選んであとは車に突っ込んでやれば忘れ物も無い。システマティックにして良かった、とこーゆーあわてる局面で思う。
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 急遽、行くことにしたので家から車で40分ほどの近くの蔵王ハートランドキャンプ場というところに行ったら、なんとキャンプ場が閉鎖されていた。すぐ近くの蔵王チーズ工場でパンに塗るチーズを買って南蔵王青少年旅行村にキャンプ場を変更して向かった。
 オートキャンプ場もあるが駐車場近くのフリーサイトにテントを張れば1800円の節約。ちょっとわかり辛いけど写真の右側が駐車場の1BOXの愛車で左がテント。近くてキャリーもいらない。
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 自然の豊かな雑木の森の中の気持ちの良いキャンプ場。以前からバーベキューには何度か来ていた。テントを設営する前にバーベキューの火に着火だけしておいてテントが建った頃に良い火になっていたので3時30分に遅い昼食、もんじゃ焼きでビール。
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 昨年の冬から始めたキャンプ。こんな良い天気で温かい日にキャンプしたのは初めてだ。空も青く木漏れ日がきれい。
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 食後は焚き火のための枝拾い、といっても森の中のキャンプ場。探すまでもなくそこら中に折れてちょうど良く乾いた枝がごろごろ。こんな太くて長いのを持ってきたので今晩はこれ1本で充分だ。
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 鉈とのこぎりで焚き火用に太さ別に切り分ける。一番細い部分は奥の焚き火台に積み上げておけばマッチ1本で簡単に火を熾せる。
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 一番太い部分を昼食の残りのバーベキューセットの木炭の中に試しに放り込んだ。松の良い香りは漂ったが、結局火はうまくつかなかった。焚き火用にはちょっと太すぎた。のこぎりで切り分けるのは大変だったのだけど焚き火用には鉈で切り分けられるサイズまでが最適みたいだ。
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 包丁の柄には黄金色の虫。
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 キャンプ場は貸し切りだったのでブルースハープの練習なんかをしながらまったり過ごす。
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 夕食までの間、辺りを散策。フキだ。細いフキでカミさんが作るきゃらぶきは大好物。太いのよりおいしいんだけど皮を取るカミさんの手間は大変。
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 夕食は定番のバーベキュー。野菜と豚バラと和牛。冬のキャンプだと鉄板からおろした途端に冷めていくのでバーベキューはやらなかった。新ジャガがものすごくいける。
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 肉はタレで食べるより塩・コショー。タマネギはタレが美味しいかな。焼きジャガイモもたれが意外とあう。
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 午後7時半に焚き火に着火。良く乾いた細い枝に一気に火が燃え移る。
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 愛犬小春は薪のはぜる音が恐くて家に帰りたがる。愛犬にとってキャンプは楽しみより苦痛なんだろうなぁ。すまぬ。
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 日中は夏のように暑かったけど山の夜はさすがに寒い。火の暖かさが嬉しい。美味しいビールを飲んだので最後は焚き火の熾きでお湯を沸かしカップのラーメンでしめ。
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 バンガローには4組ほど泊まっていたけどテント客は我が家だけ。静かな夜でよく寝た。鳥の声が大きくて4時頃からはうとうとしながら。今朝も良く晴れていた。キャンプ初日も次の日も快晴なのは初めてだ。幸せな気持ちで朝食。手作りの木のテーブルを持って来たのでゆったり。ミネラルウォーター、伊藤さんの甘いトマト、トーストに蔵王のチーズ工場で買ったチーズとバター。ボイルしたソーセージ、100%グレープジュース。オニオンスープ(俺)コーンスープ(カミさん)というシンプルな朝食。
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 食後テントでごろ寝。テントの中からの景色。木陰に張ったテントだがもうすでに暑い。日向に張ってたら今頃暑くてテントの中には居られなかったな。雪の中のキャンプ以外はちょっと肌寒いと思っても木陰や日陰に張るようにしよう。
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 我が家のキャンプで欠かせないエスプレッソ。今までガソリンのワンバーナーで作っていた。お気に入りのトランギアにはエスプレッソメーカーをかけられなかったから。ワンバーナーは火力が強くていいんだけど音がちょっと緊迫感を醸し出して音のないトランギアを使うことが多い。でも、100円ショップで買った網がご覧の用にピッタリサイズ。お陰で音のないトランギアでエスプレッソを作れるようになった。
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 エスプレッソメーカーでエスプレッソが出来るとコポコポ音がするんだけどそれを聞き逃して火にかけ続けるとエスプレッソメーカーが破損する。一代目の2人分をたっぷり作れて気に入っていたメーカをそれでキャンプの時に壊してしまったのでバーナーの音がせずポコポコ音をよーく聞き取れるようになったのはとても良い感じ。濃いめに入れた今朝のエスプレッソはミルクと砂糖を入れてとても美味しかった。
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 チェックアウトは10時。だけど管理人さんが(僕らだけだったからか)いつでもいいですよ〜といってくれたので昼食まで食べてから帰ることにしてテントを閉じてカミさんと愛犬と辺りを散策。
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 キャンプ場の中に清流を引き込んだ池の中にはます?がたくさん泳いでいた。有料で釣りも出来る。
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 これは何?カミさんは食べてた。すっぱくて美味しいとのこと。
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 山椒の大木。山椒の実も豊作。
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 あ、10年分の薪だ・笑 このキャンプ場にもきっとみんな薪を買ってきて焚き火するんだろうなぁ。薪を現地調達する事を覚えたのでコンテナがひとつ減ってパッキングしやすくなった。一晩分の薪の替わりに今持ってくるのは鉈とのこぎりだけ。嵩が全然違う。
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 良い天気。だれも居ない草地で愛犬小春も体中に何かの匂いを付けることに夢中。陶酔。
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 キャンプでこんなに晴れたことは無い。ここで妹家族と初めてテントを張ったときは午前中の晴天が一転豪雨になり撤収して逃げ帰った
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 カミさんはフキを摘んでいた。早く食べたいなぁ、きゃらぶき。
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 昼食はパスタ。先日購入した熱湯を注いでパスタを茹でる調理器具をテスト。トランギアでフライパンを熱し伊藤さんの甘いトマトとソーセージを炒めレトルトのトマトソースを入れて温める。その間にワンバーナーでお湯を沸かしパスタ用のお湯を沸かす。この新しく導入した調理器具を使う通常パスタを茹でるために10数分火を燃やし続けないで1回お湯を沸かすだけでいいので節約できる。
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 細いパスタのカッペリーニにしたんだけどパスタ命の僕らにはゆであがりはいまいち。やっぱり麺に対するお湯の絶対量が足りないのかな。とはいえキャンプでパスタを茹でるのは大ごと、便利といえば便利。パスタは早めに引き上げたのでソースでさらに煮込んで出来上がり。
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 おいしいお昼ご飯も食べたので撤収。2ポールの簡単なテントとは違って居間もある大型テントでもテント以外のツールを含めた全ての撤収が1時間で出来るようになった。カミさんとの息もあってきたんだな。
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 帰りに近くの「長老湖」の景色を見に行く。
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 帰り道、蔵王の山麓で牛乳をたっぷり使ったソフトクリームを食べて帰る。牛乳の味がすごく濃いだけどあっさりした美味しいソフトクリームでした。