餅切り

 この辺りでも杵と臼で餅をつく家はかなり減ったようだ。杵と臼でつくのだけど下準備は電動餅つき器という場合も少なくない。餅をつく前の捏ねる作業がそれはもうヘトヘトになる重労働だからだ。お世話になっているお百姓さんの家では毎年28日に今でも餅つき器のずるっこ無しで10数臼ついている。今年は餅つきの応援に行けなかったのにつきたての餅をいただいてしまった・多謝。
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 切るのに良い頃合いになったので柵に切り分ける。餅切りはそのタイミングが難しい。乾燥しすぎると堅くて堅くて包丁の刃がたたなくなる。かといって柔らかい餅を切っても刃にまとわりつくばかりで切ることは至難の業。スッと刃が通るちょうど良い頃合いというのがあるのだ。
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 お百姓さんのお母さんに「少し柔らかめのうちに柵にだけ切り分けておいて後で細かく切ると良いんだよ」と教えてもらったので今夜は柵に切っておく。確かに楽だ。明朝、細かく切り分けよう。