どじょうさんにはたけしめじをいただいた・嬉。ネギと里芋と一緒に煮物にするのが美味しいと教えてもらう。カミさんに頼もう。僕の父親は誰もが美味しいという里芋を煮るのだけど、僕は苦手だ。それにしてもすごい香り。おいしそう。
それだけでなく、今本を整理しているのでと古い「がんくつ王」の本をカミさんにいただく。アレクサンドル・デュマの「モンテ・クリスト伯」を翻訳して子ども向けに書き直したこの本の作者、辻田東造はカミさんの祖父。他に著作もあったがこれからという時に若くして亡くなってしまったので歴史の彼方に沈もうとしているのが残念だけど昭和7年に雑誌に連載した「故郷」は日本における最初の魯迅紹介なんだという。
子どものころに読んだ「がんくつ王」・・ご縁があって、里帰りですね。ぼろぼろでごめんなさい。
でも、本もよろこんでいると思います。
おじいさま。
奥さまのおじいさま、すごい人だったんですね。
(すごい、ばっかりで他に語彙がないのか、って言われそうですが)
私だったら、自分にそういう血が流れているんだ、と思うだけでも、なんか自信が湧いてきそうです。
>どじょうさん
ぼろぼろってことは放って置かれた訳じゃないってことで。ホントにありがとうございます。
>石神バーバさん
自分の先祖にすごい人がいたら人生変わりますかね?やっぱり多少影響するかもしれませんね。母の祖母のお父さんが船大工だった、というのを聞いた時はなんか嬉しかった。
私は、小学生の時の方が今より読書家(?)でした。がんくつ王ももちろん読みました。この本だったかどうかわからないけれど、監修者に、小川未明・坪田譲治の名前を見つけ、とてもなつかしく思い出しました。おじいさまは、この方たちより若かったのではないでしょうか。若くして亡くなられたのは、惜しいことでしたね。
たまきさんの奥さまは音楽と文学とに縁のある方なんですね。自分の趣味に勝手に引きつけて、うれしく思っています。
小学校1・2年生向けの童話全集の中の1冊みたいです。こんな長編を低学年向けに書き直すのは大変そうです。
そういえば小学校の頃の読書って現実の世界と本の世界とどちらも同じくらい現実感がありましたね。
こんにちは
初めてブログ見ました。HPも拝見させていただきました。面白い作品をおつくりになられますね。
さて、奥様のおじい様が辻田東造氏であるのこと。驚きました。辻田氏は1968年に他界されたようで、また、私自身が世界名作童話集でその翻案童話や小説に親しんだお方です。また、今でも小学校の授業でとりあげられる「わらわれたっていいのです」という詩を書かれたかたです。ネット上では、年譜にあたるものが全くヒットできず、このブログが唯一でした。おヒマな時に、奥さま関係で何か、辻田氏についてわかる書籍があればご教示ください。
初めまして、蕚 慶典 様。
そうなんです。ネットでほとんど何もヒットしないのですよね。何冊かカミさんが持っているかもというので分かり次第コメントします。少し、お時間をください。
我が家でカミさんが持っている本を探しました。
・ポプラ社/世界名作童話全集(39/)なぜなぜ物語/キップリング作/辻田東造編著
・ポプラ社/たのしい名作童話/がんくつ王/辻田東造編著/小川未明・坪田譲治監修
の2冊でした。
もしもっと詳しく知りたいとのことであれば辻田東造の息子(カミさんの叔父)に当たります。
たまき様
はじめまして。
ついさっき、「魯迅」という言葉がふと頭にうかびました。
小さい頃、母が「あなたのひいおじいさんは魯迅を日本で最初に紹介した人なのよ」と言っていたことを思い出し、インターネット検索したところ、このBlogにたどりつきました。
私の母方の曾祖母は、離婚して大屋という旧姓に戻ってしまいましたが、結婚してた頃の姓は辻田なのだそうです。
曾祖母は私が生まれた時にはもうおりませんでしたので、詳しいことはよくわかりませんが、きっとご縁があるものと思って、コメントを書きました。
よろしければ、辻田東造氏について、引き続きお知らせいただければと思います。
こんなお願いで申し訳ないのですが、よろしくお願いいたします。
村上邦久さん、初めまして。カミさんも子供の頃から「あなたのおじいさんは魯迅を日本で最初に紹介した人なのよ」という話を聞いていたそうです。姓が辻田という事はきっと御縁がありますね。
これ以上は内輪の話になるかもしれません。もしお話を続けることをお望みでしたらメールをください。カミさんからも連絡差し上げるようにします。
メールはこちらです。
お返事いただきありがとうございます。
後ほどメールをお送りいたします。
よろしくお願いいたします。
村上さん、メール届きました。
妻が叔父(辻田東造の長男)と連絡を取っています。わかった事を後ほどメールいたします。
奥様より大変ご丁寧なメールを頂きました。先祖についてわからなかったことや気になっていたことがすっきりしました。
本当にありがとうございました。
村上さん。こちらこそ、わざわざコメントを寄せていただいてありがとうございました。少しでも役に立てたならよかったです。僕ら(遠い)親戚同志なのですから(笑)
何かありましたら、また。