野呂美加さんの講演会

 7月31日に宮城県丸森町で「NPO法人チェルノブイリへのかけはし」代表、野呂美加さんの講演会がありました。友人のお百姓さんが主催し、僕は公式撮影と動画配信の担当でした。夏休みということもあって、放射能汚染の無い地域で子供たちを短期間無償で受け入れ保養をさせてあげるというありがたい活動(多謝!)に、この地域からも子供の夏休みを利用して多くの方が参加している。放射線値の低い実家に里帰りしたり。そんなお母さんがたから当日行けないけど「見たい」という要望をたくさんもらっていました。全編を見られるようになったのでどうぞ御覧ください。(全部で2時間42分49秒/18の動画

(上の画面右下のYouTubeをクリックすると18巻の一覧が表示されるので途中から見るのに便利です。一覧はこちら
 寒かったけど目から汗がどんどん出てきてしまい、タオルで拭きながら撮っていました。またスタッフやお客さんの中に最近よく会う人達がたくさんいた。昔から知っていたけど最近までほとんど会っていなかった人、放射能に関する講演会や勉強会や集まりで何度も会ううちに知り合った人たち。みんな放射能の問題に同じような危機感を持っている人たち。
放射能を当たり前に怖がるのは自分の命が大切だからで、自分の命すら大切にしない人が他人の命を大切に思うわけがない。放射能の問題で動いて出会った人たちと、手を強く握り合うような気持ちになるのはきっとそのせい。
 1月に今年の目標を「会」として書き初めした時に、こんなに沢山の人達と会うことになるとは夢にも思っていなかったけど。
出会ったきっかけは最低だけど、たくさんの幸せな出会いには感謝してる。
 講演会でも流されていた衆議院厚生労働委員会の「放射線の健康への影響」についての東京大学教授・東京大学アイソトープ総合センター長の児玉龍彦氏の冒頭意見陳述も貼っておきます。僕はもう10回以上見てます。