ジャガイモ天国

120923
 朝。段ボールの荷物が届いた。北海道のジャガイモと玉ねぎとカボチャ。母親からだった。「家用に買ったからついでにそっちにも送っといたわよ」
 放射性物質を撒き散らされるまでは家庭菜園の野菜を送ったり持っていったりしていて素人百姓の野菜をそれはそれは喜んでくれていたけど今では逆だ。がっかりだ。ありがと。
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 さらにもうひとつ、荷物が届いた。字を見たらすぐ誰かわかる。眞流さんだ。「ふるさと便り」と添え書き。今年も送っていただいた
 食いしん坊な僕らでも今の状況でおいしければ何でも食べる、というのは無理。安心であればありがたい。さらに美味しければ嬉しい。そしてこんな愛情がつまっていたら幸せ。
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 眞流さん志郎さんが北海道の大地で育てた5種類ものジャガイモがぎっしり。
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 おまけだというニンニクは見た事がない大きさ。でかいっ!
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 と、お手製のジェノベーゼ
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 素朴だけどお洒落に種類毎に包んでくれたジャガイモを、後からわからなくならないように、防備録としてカタログ代わりに並べておく。
 きたむらさき
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 むらさきの皮
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 インカのめざめ。この袋の色とラベルの黄色のシールの対比がきれい。
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 今では、有名だよね。
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 シェリー。ランブルスコを買いに行く僕も大好きなお店の袋だ!KALDI。
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 いろんなジャガイモ知ってるつもりだったけど、このジャガイモだけ今回初めて見た。
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 きたあかり
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 これを柔らかくほっくり蒸したのがジャガイモの中で一番好きかも。
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 メークイン。
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 文句なしの定番。
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 早速、夕食に蒸かしていただきました。なんか汚い写真になっちゃったけどいろんな種類のジャガイモをひとつの皿に載せて、さらにトッピングもいろいろ用意して一口ごとに食べ比べ・至福。トッピングはもちろん一緒に送られてきた眞流さんのジェノベーゼ。他にもパレスチナオリーブ、マヨネーズ、キムチ、塩。さらに先日、近所の結婚した娘さんに石の花器を贈ったお礼に博多明太子を持ってきていただいた。もちろん明太子マヨネーズにしてトッピングに。
     口福な日だった。
 冷たいビールにこれ以上のものがあるかっ!な晩餐でしたがビールは飲まずに我慢した。冷蔵庫にはいただきもののエビスがキンキンに冷えてますが。そんな自分に思わず「乾杯!」
 いかん、いかん。思うところあって断酒中。今日で1週間。
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 シェリーというしらないジャガイモの袋には木の板が入っていた。(何だ?)と思ったら見覚えのある名札が。じゃがいも畑の名札に使われていたお洒落な名札。
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 あんまりかわいくてブログにコメントまでした名札。とりあえず食卓の上に吊して今日の夕食をいただきました。
 いろいろありがとうございました。美味しい幸福も。