捨てる

 元旦に両親や妹や姪っ子たちと、その年の決意や豊富を書き初めするのが、ここ数年の恒例だった。(2012年2011年
 今年は小春とふたりと一匹の正月を過ごしたので書き初めをしなかった。
 せっかくこの数年、続けてきたんだから2月にならないうちに、ひとり書いておいた。年頭にこの年をどんな年にするか、思いを新たにするのも悪くない。
昔の人はえらいなぁ。

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 この目標自体は、今までにも何度も何度も目標にしけど、なかなかうまくいかない(苦笑)。先日もコンテナ一箱、本と雑誌を捨てたけど。
 もう、僕とカミさんは死ぬ準備を始めるべき頃に入ったのだ、と小春の死を通して改めて実感している。死ぬまでどんどん捨てて、身一つで死ねるくらいになれれば理想だけどなかなかそうはいかないだろう。でも今の時代、身軽であるべきだ。

 思い出の「物」とか誰かにもらった「物」とか。「モノ」を作っているせいか「物」にこだわって捨てられない。少しでも思いや物語があるとなおさら。だけど、そんな物も捨てる頃だ。ものだけじゃなくて、すがっている希望や、忘れるべき思い出、くだらないプライドとか。捨てなきゃ。

 せっかくだから正月にメールで送られてきた、家族みんなのも一緒に貼っておこう。

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 年末に会いに来てくれて正月も小春を心配していた母親の書き初めは、まんま「小春」だ。。。