表参道美術散歩

渋谷で「CUTIE AND THE BOXER」と「篠原有司男・篠原乃り子二人展」を見たので少し足を伸ばして表参道まで出かける。見ておきたいエキシビションをやっているので。

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表参道は縁の無い街だ。滅多に来ない。おのぼりさんは辺りをキョロキョロしながら歩いて面白いものを見つけるとすぐに見に行く。写真に撮る。こんな大理石の彫刻があった。

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ねじねじ。

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ものすごい量の白御影石を壁面に使った空間があった。御茶屋さんへのエントランス。城の石垣かと思うほどの圧倒的な量。石垣と違って石と石を積んでいるところに隙間が(たぶん意図的に作って)あって、石彫りとしては見ていてなんか落ち着かなくてムズムズした。

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エスパス ルイ・ヴィトン東京で開催中の森万里子さんの「Infinite Renew (無限の再生)」を見たかったのだ。何も気にせずユニクロのスーパーライトダウンを着てきてしまった。そのままルイ・ヴィトンに入ったけど。

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写真ではわからないけど、螺旋状の作品は天井に取り付けたビデオカメラで来場者の動きを感知してLEDの色が変化するので、回りをぐるぐるまわって楽しんだ。

写真を掲載したのはもちろん撮影OKだったからです。ムービーも撮ったので興味のある方はどうぞ。

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(スーパーライトダウンを着ていても・笑)スタッフの方は疑問に思った事を聞くとていねいに答えてくれた。素材の事、設置の事、日本の気象条件がこのような作品の展示には非常に厳しい事(よくみるとつなぎ目に大きなヒビなども)など教えていただいた。そして帰り際には、無料でこんな手の込んだカタログもいただいた。(作品展も無料です)

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最後にこの辺を歩いたのは、表参道ヒルズとよばれているところが古い同潤会アパートだった頃だろう。10年以上!前だ。表参道ヒルズに入ってみる。

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ギャラリーがあったのでふらっと入ってみた。そこで出会った、鉛筆だけで描かれた女性のポートレートがあんまり素敵で、一度ギャラリーを出てあちこち見て回った後、どうしても、もう一度見たくなってギャラリーに戻って見た。ペーター佐藤のイラストに夢中になっていた頃のような幸せな気持ちになった。河合央江さんという作家の作品。素敵。

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河合央江さんのサイトから転載(左:きらめく想い 右:微笑む花)

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東京都美術館で2014年4/18〜22まで開催される、ベラドンナ・アートという作品展にも出品されるそうです。残念だけどその頃は行かれない。興味を持たれた方は是非どうぞ。印刷やネットではわからない髪の毛1本の繊細な表現や淡い色調を実物で。

 

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渋谷駅の岡本太郎にもやっと会えたよ。(クリックで拡大)