森春雄フラワーレッスンスタジオ作品展を見にせんだいメディアテークへ。

去年、個展をした折、森春雄先生の監修で石の花器の作品に、実際に花を生けていただいた。そのあまりに自由で斬新で、でも落ち着いてそこにある風情におどろいた。

入場無料の作品展ですが、生半可ではなかった。これは先生の作品。石の床の上にびっしりと苔が。

スケールがすごい。

生徒さんの作品も自由で大胆で、きっと自由な発想は「きまり」で押さえつけられず、むしろ大事にされるフラワーレッスンスタジオなんだろうと感じた。個展の際、とてもお世話になったミュゼマエナカのスタッフの方の作品もその人が現れているようなお花でした。

花の選択、花の入れ方、花器の使い方などなど、とても勉強になる面白い作品展だった。個人的には形や色の違うガラスの大皿を、絶妙にずらしながら3枚重ねた器の使い方がとても興味深かった。3枚重なった一番上に水を張って花が生けてあるだけじゃなくて皿と皿の間にも花がはさまれ、敷かれ水が張られ思いがけない組み合わせ。

よくこんな発想ができるなと驚かされる作品がたくさんありました。直接的には石の花器に活かせるかどうかわからないけど、また新しい形を探すワクワクした気持ちが湧いてきた。

※森春雄さんの公式サイトのブログで展示の様子が見られます。