並べ替え

庭の南天の木を透かして見る朝日。

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ブラインド越しの今朝の豆苗。

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沖縄の友だちが個展の成功を祈るという手紙と共に送ってきてくれたシークヮーサー。完熟させても美味しい、というので豆苗の横に置いてやってみる。

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蔵王のギャラリー、ミュゼ・マエナカへフェルトの個展を見に行く。

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用途のあるクラフトではなく、アートの素材としてフェルトを使っている作品が並べられていた。

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僕が一番気に入った作品。ミュゼ・マエナカの打ちっぱなしのコンクリートにすごく合っていた。

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フェルトのエッジが鋭角に立っているところを初めて見た。新鮮。

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カミさんが一番好きな作品。(微妙な色合いは写真では撮りきれませんでした)

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実は、僕の個展の作品展示についてカミさんから少し並び順を変えた方が良いのでは?と提案されていた。僕は、もう展示してしまったし、お客様がいらしていたらそこで展示のやり直しをしていたら失礼では無いかと思って躊躇していた。作品を見せていただいた後、そんな事をギャラリーで相談していたら作家でもあるオーナーさんが「私なんか、しょっちゅうよ。もう展覧会が始まっていようと、お客さんがいようと、一番良いと思う展示に並び替えるべきよ!」と(当たり前のように)言われて勇気百倍。在廊予定には無い日だったけどカミさんとふたり、個展「山中 環 作品展 FU TA RI」開催中のライフスタイル・コンシェルジュへ。

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御依頼いただいて作らせていただいた伊達冠石の花器に、ちょうど花を入れるところに初めて遭遇。レアな光景だ(笑)そうは見えないでしょうが、この大きさの石はもはや女性が日常的に動かせる重さではない。中だけ抜けるように工夫してあります。

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いつも、素敵に使っていただいてありがとうございます。

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そして来る予定のなかった日に来てみたら、幸せな出会いも。

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伊達冠石の花器をすごく気に入っていただいて、ふたつを選ぶのに1時間近くかけた方が、帰った後「早速、洗面所に置いて、花壇の花をさしてみたらすごくステキで、どうしても伝えたくて電話しました。ありがとう!」って。
買っていただいた僕が、いつも「ありがとう」って言っていただく。本当にありがたくて幸せな事。作品展を紹介してくれて会場に引っ張ってきてくれた友だちの美加子さんもありがとう。

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去年の蔵王のミュゼ・マエナカでの個展で花器を買っていただいたという方から、気に入ったのでまた見に来たと、初日から何人かに言っていただいた。本当に嬉しい。これからもずっと、永く使っていただけますように。

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そして、展示替えの方はお客様もいらっしゃいましたが、敢行させていただいて展示4日めにしてカミさんのコンセプトで大幅にガラリと変更しました。石クラフトコーナーもまるで別物。自分で一生懸命作ったから杉を焼いた板をどうしても使いたくなるけど、きっとみんな、このカミさんのアレンジの方が良いというでしょう(がっかり)。

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そして並び替えた作品の一番右の作品の穴を覗いていた美加子さんが「あ~~~!」って言うから何事かと思ったら、そこからちょうど一番遠い反対側の作品がぴったりと見えてます。もちろん、そこまで計算しての展示替えです。すみません、今ウソを言いました。これは偶然です、それにしても、ピッタリ。美加子さんいわく「007」
会場に来ていただいた方は、一番右端にある作品の穴を覗いてみてくださいね〜。

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展示してある30枚のイマソラ写真に更に17枚を加えて47枚を収録した文庫本サイズの写真集も置いてあります。写真集は僕の在廊日だけ並べてあります。もし僕の在廊日に都合がつかない、もしくは遠方で個展会場に行かれないという方はネットショップ「stone::tamaki::artshop」に追加しましたのでそちらをご利用くださいませ。
※イマソラ写真集はこちらです。