湯主一條さんの伊達冠石のペン立て

夕方、鎌先温泉「時音の宿 湯主一條」へ。

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今月の初めに、ラウンジのショップで伊達冠石の一輪挿しを置いていただくことになった。
その後、しばらくして女将さんから伊達冠石でペン立てを作ることは可能かどうか問い合わせをいただいた。

一條旅館のロビーの奥のラウンジで、夜はバーテンダーさん(3人もいるらしい!)がシェーカーを振って作るカクテルを楽しむことができる。バーテンダーのMさんがラウンジのショップの一輪挿しを見て、テーブルの上のプラスチック製のペン立てを伊達冠石に変えた方が、良い雰囲気になるのでは?と提案してくださり、女将さんがそれを受けて連絡してくださったのだ。

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先日、打ち合わせをして大きさや仕上げのご要望を女将さんからお聞きして、今日の夕方、お持ちしました。早速ロビーのふたつのテーブルに置いてみました。

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ロビーのふたつは、目立つように少し大きめの四角っぽい形のもの。

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奥のラウンジの5つのテーブルは、それより少し小さくて自然な肌と仕上げにしたもの。

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夜、カクテルが飲める空間に変わる時は、毎日ペン立てをキャンドルに置き換えるそうです。木のテーブルが傷まないように、全てのペン立ての底には女将さんの提案でフェルトを貼りました。ペン先を出したまま挿しても傷まないように、穴の底にもフェルトを貼ってあります。一條旅館スペシャルです・笑

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名入りのペンが更に引き立って見えます。

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この提案をしてくださったバーテンダーのMさんに、お礼を言いたかったけどお忙しくてお会いできず。ありがとうございます!

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「選ぶ楽しさ」ってあるので、必要な数より少し多めに持参した所、それもショップに置いていただく事になりました。ありがとうございます。

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昨年の個展の際に、伊達冠石の一輪挿しをお求めいただいた時には、ロビーやラウンジに作品を置いて使っていただけることになるとは思いませんでした。縁は不思議でありがたいものです。

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帰りがけ女将さんが「外から見ても素敵ね!」って言ってくださって、ピカピカに磨き上げられた窓ガラス越しにロビーを見ると、ずっと前から置かれていたような顔をして、伊達冠石がテーブルの真中に乗っていて、幸せな気持ちになりました。

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木造建築から漏れる明かりの風情。古さを魅力に変えた宿。いつか、また泊まりたいものです。
もし、皆さんがお泊りになる際は、テーブルのペン立てやショップの花器の事も思い出してくださいね・笑

(ある旅行サイトで、今日現在で600件弱の口コミで、5点満点で4.8ってすごいですね。一度泊めていただいた事があるので、僕は納得ですけど)