湯主一條

旅館「湯主一條」
の個展を見に愛知県から伯父伯母が駆けつけてくれて、東京から来てくれた両親とカミさんと6人で、3日前の日曜日に泊めていただいた。
僕が大好きだった叔母さんは多分8年振りに会ったんだけど全然変わらず、思わず個展会場でハグしてしまった。叔母さんて違和感あるな。僕にとって叔母さんはみっちゃん。僕はみっちゃんが大好きだった。

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叔父叔母、両親、カミさんと僕の晩餐。(waterlogueで変換

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幸せな時間でした。(僕にはちょっと話がしずらいほど空間がリッチだったけど)

そして今日。こんな素敵な旅館に僕の石の花器が合うはず!と思ったカミさんは資料を持って一條旅館に出かけて、「今、蔵王のミュゼ マエナカで個展やってます。伊達冠石の花器も展示しています」と話しに行ってくれた。

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二十代目の当主は奥様とすぐにギャラリーに来てくださいました。なんてフットワークの軽い!すごいな。3日前に部屋までエスコートしていただいた方が二十代目でした。ある意味、初めてお会いしたおふたりに、とてもていねいに彫刻の作品を見ていただいただけでなく、石の花器をふたつお求めいただきました。伊達冠石をふんだんに使ったスイートルームがあるので、そのお部屋で伊達冠石の一輪挿しを使っていただくとのこと、とても嬉しい。ありがとうございます。

伝統のある木造建築の中で使っていただけるのが個人的にはとても嬉しいことです。ギャラリーでしばし話をする時間を持つことが出来て、17代目の「旦那」が心意気で芸術家を援助していた話が印象に残りました。そうやって芸術家を育てた「旦那」が昔は世の中に少なからずいたんだろうな。

【2014/07/17:追記】
20代目の女将のブログで取り上げていただきました。こちら。