PRINCESS MADOKA OF ARIKABE EXHIBITION

寺岸 宏一氏によるMADOKAの撮影、MADOKAによる書やドローイングの展覧会「PRINCESS MADOKA OF ARIKABE EXHIBITION」を見て来ました。

やっと来られた、「中本誠司現代美術館」気になっていた。

僕にとっての大切な恩人のひとり、ウエノイチローさんの個展で寺岸さんとは初めて出会った。一年前の2016年2月9日に。Facebookで写真談義でとても盛り上がり、三越の展示会にも来てくれて、僕の彫刻作品の「ブツ撮り」と「ポートレート」の撮影を提案していただいた。もちろん全部やった。(その撮影の現場に立ち会っていたのが、寺岸さんのお弟子さんの栃原明子さんと柴田まりこさん。そのおふたりによる撮影の現場レポートはこちら)2016年6月の寺岸さんの写真の個展「The SAREE OF PINK!!」もエネルギーにあふれていたけど、今回はその何倍もすごかった。石橋を叩いても渡らないタイプの「歩くリミッター」な自分を石橋から投げ落としたくなる位のリミッター無しなエネルギーだった。

MADOKAさんは国の重要な史跡として指定され、宮城県指定の有形文化財である「有壁本陣」で生まれ育った方。ダンサーでありモデルであり書家であり etc,etc…というか肩書きより存在が際立っている。寺岸さんが撮ってくれてサイトに掲載されている僕の石彫の写真を「かっこいい!」と言ってくれていたと言うので初対面だったのに、話に花が咲いて楽しい時間を過ごす事ができました。

デジイチで撮った、寺岸さんがMADOKAさんを写した写真とMADOKAさんの書のコラボの世界をアップします。刺激的な空間と時間をありがとう!!(iPhoneでばっかり撮ってるので、一眼で撮らなきゃ駄目だよって寺岸さんに怒られたw)

いきなりこれだもの(笑)だから僕も今日は一眼を持っていって対抗しましたよ。

寺岸さん。

アラーキーのバルコニーのような。ちょっとせつない。
寺岸さんと僕はアラーキー好き、土門拳好き。彼らが撮った写真をお互いたくさん見てきたから、その写真について話が出来るのが嬉しい。ここに立って「アラーキーのバルコニーみたいだからここでやるって決めたんだ」って言われてすごく納得した。僕も陽子が亡くなった後にアラーキーが撮ったバルコニーの写真に心を掴まれていたから。

これ、日本?
中本誠司という現代美術家の自宅兼アトリエとして奥さんと作られたというこの建物。建物自体にこもったエネルギーがはんぱないです。

すごい空間作ったなぁ、寺岸さんとMADOKAさん。展示室は作品から漂う墨の香りに包まれている。

iMacに写る展示空間。

お客様を撮りまくりな寺岸さん。

みんな笑顔で幸せな気持ちに成る。

祭壇みたい。

ただ「きれい」なだけではない魅力がある美術館です。

寺岸さんの弟子のMARIKOさん。キュート!

ポージングは寺岸さんの指示ではなくて、MADOKAさん本人によるものだそう。

師匠と弟子。良いねえ、このフランクな感じ。

MARIKOさんの旦那さんの水彩画家、柴田治さんと寺岸さん。

僕が行くと言ったら来てくれたんだそうだ・感謝!僕をスケッチしてるところ・笑

東京で柴田さんの展覧会がありますよ。
第3回日本水彩受賞作家展
【日時】平成成29年2月20日(月)~26(日)am10:00~pm6:00
(初日はpm1:00から 最終日はpm4:00まで)
【会場】東京銀座画廊美術館
(銀座貿易ビル・名鉄メルサGINZA-2 7階
東京都中央区銀座2-7-18 電話03-3564-1644)

展覧会に来た方のポートレートを、ポスターの裏に筆でためらいもなく描き始めるMADOKAさん。

さらさら描いてサインと日付を入れてプレゼントしてます。

いいなぁ・笑

こまかな所にもモノツクリの魂が込められている建物空間。

風化や汚れすら絵になる建築デザインって馬鹿に出来ない。完成の瞬間が最高で、後はどんどん劣化する建築って寂しい。

帽子がオシャレです。

書やイラストはエルメスの包み紙に描かれています。

タオルにもタイガー。

遠いので帰ろうと思った夕方。片倉ピアニストが見えて象牙の鍵盤のピアノでJAZZを弾いてくださいました。かっこいい!♪Georgia on my mind

作品展「寺岸宏一&MADOKA」

Tamaki Yamanakaさん(@yamanakatamaki)がシェアした投稿 –

「現場」に来ないともらえないモノをたくさんもらった。エネルギーをたくさんもらった。こーゆーものこそが僕のエネルギー・幸

明日からの制作の糧になる。

寺岸さんの撮った今日の写真。当たり前だけどやっぱり違う!