水システム再構築

水システムとかえらそうに言ってるけど、水タンクとただのホースのことですが(笑)

15022601

磨きや穴あけに必要な水をホースから分配する水栓が割れてしまった。夏は灼熱にさらされ冬は水が凍る過酷な環境。

15022602

先日、仕事ができないので応急処置で古いのに付け替えてそのいでいたけどそれにも亀裂が入っていた。中で水が凍って体積が増えて割れたか?

15022603

昨日、仕事を上がってから買っておいた新品に交換するのが今朝の最初の仕事。

15022604

これでワンタッチで付け替えていろんな仕事に対応できる。便利だけど着脱できるこの栓は意外と値段が高い。
ホースはバリバリに凍りついていた。結局、暗くなって帰るまで凍ったままの寒い寒い一日だった。

#stone #grass #studio

Tamaki Yamanakaさん(@yamanakatamaki)が投稿した写真 –

半日、磨けば完成する石の一輪挿しがあったんだけど凍りついていて磨けず。水が使えないので穴あけも出来ず。以前、制作するために抜いた石を並べてみた。

#compressor #red #studio Painted in #Waterlogue

Tamaki Yamanakaさん(@yamanakatamaki)が投稿した写真 –

ほぼ同い年のコンプレッサーにも頑張ってもらって、石を彫り、あまりに冷たくてプレハブで少し休むを繰り返した。

#snake #skin #molting #studio

Tamaki Yamanakaさん(@yamanakatamaki)が投稿した写真 –

プレハブの中も少し整理して大事にとっておいた蛇の抜け殻も外に出した。

15022609

目や牙まで綺麗に残ってる。すごい。

15022605

夕方、雨。雪ではなくて有難かったけど、寒くて泣きながら仕事していたので泣きっ面に蜂。もう帰って家でPC仕事しようかと思ったけど、踏ん張って大きな石を一輪挿し用に小分けし始めたら。

雨の中、集中力を欠いて左手の人差し指を怪我してしまって、いつもの様にスマートに柱状に割るのに失敗したのだけど、僕にはもう、このまま作品にしたいようなうっとりとした「割れ」。
玉石の伊達冠石は外側が一番風雨にさらされて「風化」しているため、表皮に近いほどヒビが入っている可能性が高い。水を入れて使う一輪挿しにはこれがネックになる。だったら風化の少ない玉石の中心部分を使えばいいのだけど、表皮のこの「泥様」の部分と磨いた黒色の対比を魅力に感じて「作品」にしているから表皮の部分をよける選択は無い。だから作品の中に細かなヒビが入ることもあるけれど、完成した作品はすべて水漏れテストをして、合格したものだけを作品展には並べて(販売して)いる。今日の伊達冠石は僕が制作を楽にしようとして、工業製品のように柱上に割ろうとしたけど、怪我でうまくいかなくて、石の中に隠れていた「ヒビ」で割れた。だから逆にエネルギーを感じて力強い。それだけじゃなくて、もうすでに「ヒビ」をよけているこの石の固まりの中に大きなヒビは無いから水漏れの心配も殆ど無いし、形が素敵でいろんなインスピレーションが湧く。

まるで神様からのギフト。
まるで神様からのプレゼント。

15022606

仕事場の最後の雪。今日帰る夕方6時前の雨の中の姿。明日はもう無くなってるかな。