バルサ彫刻を買いに

早朝5時に出発して車で東京へ。

東北自動車道を飛ばせば5時間。早いものだ。車停めて都内は電車で移動。新宿の桂花ラーメンで昼食。

もう30年以上食べ続けている。美味しいとか美味しくないとかじゃなくて、僕はもう、たまに食べないと禁断症状出る。旨い!

六本木に移動して、国立新美術館でジャコメッティ展見た

地下鉄で銀座に移動して、シャネル銀座へ。エレベーターの中はシルバー。4階の CHANEL NEXUS HALLで開催されている写真展へ。

荒木経惟の「東京墓情」。

せっかく銀座に来たからオープンして間もない GINZA SIX へ。お上りさんは平気で草間彌生の作品の写真を撮ったりする・笑

そして高円寺へ。東京で働いていた頃は毎日のように中央線に乗っていたけど、高円寺で降りたのは初めてのような気がする。商店街が元気なのがいいね。商店街を歩いて 高円寺Cream というギャラリーへ。

MUTOKOさんの作品が今日から1ヶ月販売されるので見に行く。

実は1週間前にここでMUTOKOさんも参加しているグループ展が開催されていたのだけど、今回の東京行きの予定が1週間ずれて入っていたので行かれなかった。見たかった、そのグループ展の時の作品をわざわざ持ってきてくれた。

これらの作品は柔らかいバルサという木を彫って着色して作られたもの。

お手玉も。その名もオテダルマ。

このクスッと笑ってしまうゆるく力の抜けた感じが良いね。

新宿の中学校の美術教師だった二十代の頃。南方の軽くて柔らかいバルサという木を使って、身の回りのものを実物大でそっくりに彫って着色して、みんなが本物と間違えてしまうようなリアル彫刻を作ろう、という授業をした。制作が進んでいくにつれて、想像もしなかった作品が次々に完成する瞬間に立ち会うことができて、美術室に行くのが楽しみだった。とても刺激的で幸福な時間だった。でも、その30余年後に、教え子のバルサ彫刻の新作を見られる日が来るなんて思いもしなかったよ。ましてやその作品を自分のものにできるなんて。

このゆるく力の抜けたジャージなダルマに、切羽詰まった時、力を抜くの助けてもらおう(笑)ありがとう、ムトコさん!

僕はLINEはやらない事にしてるので良く分からないけど、LINEやってる皆さん。ムトコさんの描いたスタンプはこちらですよ。

https://line.me/S/sticker/1059191

ムトコさんがブログで取り上げてくれました→こちら