日山キャンプ場

070814
 8/12〜14まで妹家族と合同キャンプ。


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 数年前から計画していたがいつも雨で中止していた。昨年はテントを張ってバーベキューの昼食後の豪雨で撤退していた。ついに実現。快晴。
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 とりあえずテントやタープを設営してカップラーメンの昼食を食べた後あまりにも暑く、またテントサイトには木陰が無く休めないので近くのせせらぎに涼を得に行く。
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 夕方、キャンプ場でフリスビー。僕が子供の頃はまって妹ともよく遊んでいたので妹もなかなかの使い手なのだ。
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 でも、ちょっと動くと汗が滝のように流れる。低木のわずかな木陰で休む。愛犬小春のこの顔は笑っているのではなくあまりの暑さにまいった顔だ。今回は雨には降られなかったけど異常な晴れで暑い。帰ってニュースを見て知ったのだが僕たちがキャンプをしていた3日間は観測史上記録的な暑さだったらしい。ちょっと身の危険を感じるほどだったから。
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 初日の夕食は僕とカミさんの担当。いつもの鉄板パエリアをバーベキューコンロで。ダッチオーブンではローストチキンとポテト。今回、豆炭を導入したので火力調節が楽。以前の家は掘りごコタツで豆炭を使っていたけど引っ越したのでもう豆炭を使うことは無いと思っていたのだけど。
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 2日目の早朝。テントとタープは夜露でびっしょり。タープの水滴を落とす姪っ子。シャワーのようで気持ち良い。異常な暑さは早朝から攻撃を開始している。
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 自然豊かなこのキャンプ場は花や昆虫がいっぱい。鳥や蝉の声が夏感を高めてくれる。
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 2日目のメインイベントはキャンプ場すぐの茂原登山口から日山登山だ。日山(天王山)は標高 1,057メートル。もちろん愛犬小春も登る。写真は登り初めてすぐの東屋から見た山頂。最初の300メートルの登り坂の急なこと。あまりのつらさに頂上までたどり着けないかと思った。おまけに肉牛を放牧しているので登山道に入ってこないように電流の流れた柵があり愛犬が引っかけてきゃんきゃん吠えた。あわててリードをしたまま登ることにする。
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 最初の急坂さえすぎれば森林の中の比較的なだらかな道が続き気持ちが良い。とはいえドアからドアを車で移動する田舎暮らしの僕は運動不足を痛感。愛犬小春は猛暑の中毛皮を着ているので暑いのは辛そうだが飛び回って元気。
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 登山口から約70分で4kmの道を登り切り頂上に到着。蝶やトンボが飛び回りさわやかな風の吹く気持ちの良いところだ。展望がないのがちょっと残念だけど。それにしてもこの空の色が異常な暑さを物語っている。こんなに空が青く写真に写るなんて体温を超える暑さだったスペイン旅行の時みたいだ。
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 無事、登山口まで下山してきたところ。小春が笑っている。
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 昼食は僕がカッペリーニを使った冷製パスタを作る。しかし水で麺をしめる必要のある冷製パスタを6人分作るのはキャンプ場には向かないメニューだった。家で作るおいしさが全然出せず。気を使ってくれたのか、暑い中冷たいだけでごちそうだったのか、みんなが美味しいと完食してくれたのがせめてもの救い。
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 タープの影はこの異常気象の中、気休めにもならない。屋根のある炊事棟はグループがバーベキューしながら食事が出来るコーナーがいくつもあり木のベンチが並んでいるので食後はみんなそこでそよ風を浴びながら昼寝。
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 僕は新しいデジカメで写真を撮りまくる。久しぶりの登山に加え照りつける太陽の中でそんなことをしていたからか頭がガンガンして気持ち悪くなってきた。熱中症か?
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 やばいやばい木陰を見つけ少し休む。
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 でも暑すぎるのでまた清流へ。水は驚くほど冷たい。足をつけていると痛いくらい。それを我慢して耐えていると体温が下がるのを実感できる。
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 夕方、少し気温が下がってきたところで夕食の準備。今晩は妹家族がバーベキュー。準備を待っている間オニヤンマが僕の周りをずっと飛んでいたので写真を撮る。夕方の光量で素早いオニヤンマをきっちり写真に収めることはできなかったけど。
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 夕日を背においしい肉を焼いている妹を姪っ子が手伝っている。姪っ子はよく気が付く子だ。
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 美しい夕焼け。ペルセウス座流星群が活動のピークを迎えていて天の川がはっきりと白く見えるこの山の中腹は絶好の観測場所。昨晩もキャンプ用の椅子に座ってみんなで空を仰ぎ、数え切れないくらいの流れ星を見た。妹は生まれて初めて流れ星を見たと言っていた。
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 女衆4人。カミさんと妹と姪っ子姉妹ふたり。僕のカミさんは妹の仲の良い友人だった。今でも学生の頃の愛称で呼び合っていていつの間にか僕も妹のことを名前ではなくその愛称で呼ぶようになっている。この年になっても妹やカミさんと仲が良いのは幸せなことだなぁと4人を見ながら思ったりして。
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 流星群を見て3日目の朝。昨夜ランタンを倒してホヤを割ってしまった。
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 朝から痛いほど照りつける太陽の元での撤収は地獄だった。帰り道の国道の気温表示は40度を示しているところがあった。東北でこの数字は初めて見た。異常です。帰りの車はさすがにクーラーをかけたけど息苦しくやっとの思いで家に帰った。