モロヘイヤのスープ

 カミさんのお母さんに京都の親戚から送られてきた食料のお裾分けをいただいた。京都のモロヘイヤが一束。早速、昼食にスープにする。古代エジプトの王ファラオが飲んだというモロヘイヤのスープは大好物なんである。僕は王さまじゃないけど。
 ニンニクとベーコンと玉ねぎをオリーブオイルでさっと炒める。ニンニクは青森のもの。玉ねぎは友達のお百姓さんの小玉ねぎ。検査機関でセシウムが含まれていないことを確認済みのものをいただいた。ベーコンは放射性物質が含まれているかいないかわからない。原発事故から半年も経ったのにこの国では命を作る食べ物に放射線値が表示されることはないし測定する施設もない。チェルノブイリ原発事故後のベラルーシ(チェルノブイリ原発のあったウクライナの北に隣接している)では地域の小学校に食材を持ち込めば無料で測定してもらえる。最低限の当たり前のことだ。
 火が通ったらミネラルウォーターを注ぎコンソメと塩で味をつけておく。
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 スープを温めている横で洗って葉だけをむしってまな板に。
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 ザクザク切ったら後はひたすら叩いていく。一般的なレシピではさっと下茹でしてから叩くのが一般的のようだけど僕はそのまま叩いてスープと混ぜる方が好きだ。ニンニクを使えば青臭さも気にならない。ただし放射能と共に生きていかざるを得ない時代に内部被曝的を避けるためには下茹でするレシピの方が効果的。
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 スープに混ぜて火を通し過ぎないように気をつけて出来上がり。思わず、うめぇと唸る自画自賛。おかわりがとまらない。
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 今日のメインディッシュはマルタイの醤油豚骨ラーメン。博多の即席麺はキャンパーの間では棒ラーメンとして有名。いわゆる麺が縮れた即席麺と違ってかさばらないし、何より麺がうまい。個人的に即席麺のトップスリーにランクイン。実は昨日の昼も食べた。ごちそうさま。