プチパーティー

 10年以上も昔、仙台でイタリア語を習っていた時に一緒になった友達が、今ではイタリア語の先生になり、先日出版されたイタリアの絵本には翻訳家として初めての名前がのっていた。グループ展に来てくれた時に「死ぬまでにもう一度、一緒にお酒飲みたい!」と言ったら笑いながら「別に死ぬまでじゃなくて、すぐでもいいじゃない・笑」
 ということで今日、実現。死ぬまでに実現したら幸せだと思っていたことが半年で実現したw
 仙台で飲もうと相談していたけどよく考えたらお互いの家がそれほど離れていないので我が家で。
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 元は栄養士で今ではイタリア料理の教室も開催している彼女に、できたらパスタを作って欲しいとリクエストしたら快諾してくれて、家でタリアッテレを打って来てくれた。
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 忘れないうちに、出版されたばかりの絵本に「翻訳家」にサインしてもらう。この絵本、先日NHKラジオで落合恵子さんが「落合恵子の絵本の時間」で取り上げたそうです。さすがクレヨンハウスの落合恵子さん、目の付け所がちがう・笑
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こころやさしいワニ

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 手際良く、あっという間に作ってしまった。(プロだから当たり前か)
 駅に迎えに行って足りない材料をスーパーに一緒に買いに行った時、ふと思いついて「せり」を買っていた彼女。最後に加えて完成。(このせりがすごく効いていた)
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 僕は今日、お医者さんから「量か飲む日を決めればお酒を飲んでも全然大丈夫」とお墨付きをもらったけど、お酒を飲まない人生を楽しんでいる最中なので運転手を勤めて飲まないことにして、彼女とカミさんのためにランブルスコ・ドルチェを冷やしておいた。
 鮭のクリームソースのパスタ・タリアッテレ。最高でした。
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 こんなものも用意してきてくれた。前菜の「いちじくの生ハム添え」僕が果物を全く食べない、と言ってもせっかくなんだからと言われて食べてみたらこれは、マジデ美味しいデス。
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 北海道のshiroさん、まるさんのじゃがいもにまるさんのジェノベーゼを添えて。ジェノベーゼを茶色くしないコツを教えてもらった。出来るだけ若いバジルの葉を使う。水気がついていると変色しやすい。
 次回は若い葉を洗ったら良く水切りして作ってみよう。一番の問題はバジルをどこで育てるか、だけど。
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 デザートに、SWEETS STORYのチョコレートケーキを食べてもらった。
 美味しい物を大切な人と一緒に食べるのは幸せな事だ。
 悩んでいる時は好きな食べ物すら喉を通らない。食べ物と人間の「関係」を考えたことが彼女が栄養士を目指したきっかけだったという話を聞かせてもらって共感。
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 こんなに楽しい会でもアルコールを我慢できた自分を褒めつつ、プチパーティーの終わりに彼女を家まで送り届ける運転手を務めたけど、我が家が電車が使える立地で運転手しなくてもいいなら飲んでしまったかも。ついでに言うならランブルスコ・ドルチェはきれいに空になっていましたヨ。
 翻訳家デビューのお祝いに飲もう!というのがきっかけだったのに、お祝いの主に我が家まで来てもらい、パスタまで作らせる本末転倒パーティー。美味しくて楽しい時間をどうもありがとう。話し足りないのでまたいつか。