チーズフォンデュ

個展の最中だけど、早朝から高速を飛ばしてカミさんの叔父さんの山荘へ向かう。

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個展が決まるずっと前からみんなで今日を目標にしていたイベント。みんなで集まって叔父さんの山の紅葉を見よう!

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早朝6時に出発して昼に山小屋へ到着。義弟夫婦はもう到着していた。義弟は夫婦そろって休日を過ごすことはできないほど忙しい。やっとの思いで日程を調整して全員集合。他にお客さんも。

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早速、叔父さんが昼食を振る舞ってくれる。初めて叔父さんの山小屋に来たときにご馳走になって、あまりの美味しさにそれから2ヶ月間、自分でも作り続けたスープ。その話を覚えていてまた作ってくれていた。(ベラルーシ風のスープ

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僕が真似したものとは大違い。なんておいしい。サワークリームとピクルスが効いている。ピクルスの漬け汁も隠し味に少し。即席のコンソメ等は使わないで野菜のクズ(玉ネギの皮とか野菜の種とか芯とか)からも出汁をとる。
以前、イタリアンのシェフとその奥様がゲストできたときに叔父さんが振る舞ったパスタをシェフの奥様が一口食べて「あなたの作るパスタより美味しい」といって大変な事になった事があるらしいけど(笑)そんな逸話がわかるほど美味しい。

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メインディッシュはチーズフォンデュ。

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叔父さんがパン屋さんに特注で頼んで焼いてもらってるというパンや、ニンジン、カボチャ、ジャガイモを茹でたものを熱してとろとろになったチーズにくぐらせていただく。

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最後の方が美味しいんだよ、と教えてもらったときには僕のお腹はパンパンで食べることができず。そう言うことは最初に言っていただかないと。。。

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食後、みんなで腹ごなしに散歩。

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近くを流れる小川にこんな割れの入った自然石が。石を割って作品を作る僕にとってうっとりする割れ方だ。しかも、こんな風に噛み合った曲線で石を割ることは不可能。もし僕がこんな風に石を割る方法を見つけたらもっと素敵な作品が作れるんだけど。持って帰りたかったけど、重くて持てない。

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遊歩道や所々で休めるようにベンチや椅子やテーブルや石窯がいろんなところに配置されている。すべて叔父さんの手によるもの。
下の白樺の混じる森の風情は自然のままのものではなくて叔父さんが理想の山にするために長い年月をかけて作り上げたもの、そして未だに作り続けている。ここに見える白樺はすべて植えたものだそうだ。素晴らしい。

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ただ毎年この時期の紅葉がすごいから、この時期においでと言われて集まったのだけど、

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今年は天候が変なせいか、叔父さん曰わく「この15年でも見たことが無いほど、紅葉が美しくなくて汚い」
(この写真は Instagram で若干、修正してます)

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とてもガッカリだけど、みんなで顔を合わせて、美味しいものを食べて、話して。

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楽しかった。

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ウッドデッキでくつろぐみんな。

なんて幸せな夢のような時間。