一年に一度のはらこ飯

あの日以来、日本の魚を食べるのは気をつけている。汚染水はアンダー・コントロールと言われてそのまま信じるほど、僕はアンダー・コントロール下に無い。さんまも今では、はらわたをとって年に2尾塩焼きにするくらい。大好きなのに。だから隣町の亘理町で始まったとされる秋のご馳走「はらこ飯」も食べないでいた。去年、個展を見に来てくれた友だちが作ってくれたものをいただくまでは

今日のランチは我が家でそれ以来のはらこ飯。また友だちが朝、作ってきてくれた。もちろん、食べるよ。このはらこ飯だけは。

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料理上手の彼女の手になるはらこ飯。上品な薄味でとても美味しかった。

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亘理の人はみんな自分のはらこ飯の作り方があってそれだけは絶対に譲らないのだそうだ。温厚な人でもこれだけは。いい話じゃないですか・笑

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帰りに家まで車で送って行ったら、お母さんに赤カブと無農薬で採りたての春菊をいただいた。大根のような赤かぶはお母さんに教えていただいたとおりに帰ってすぐ、真っ赤な皮を剥いて薄く切って、塩漬けにして、塩抜きをして、甘酢に漬けました。楽しみ。

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大嫌いだった春菊は自分で畑をやるようになって好きになった。畑から採りたての春菊のサラダは最高だった。買った春菊ではあくが強くて作れない。

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ベーコンがなかったのでサラダではなくて天ぷらにして夕食にいただきました。もちもちでとても美味しかった。この春菊をメインディッシュにして日本酒のみました。

イタリア語の翻訳本も手がけて、仙台でイタリア語やイタリアの料理を教えている彼女は近く、イタリアの観光客向けに東北の観光や歴史を紹介する(イタリア語の)サイトを立ち上げるというので相談に乗りました。はらこ飯はその役得。

きっと面白いサイトになるぞ。彼女の記事を読みたいから、僕ももう一度イタリア語の勉強をしようか。(ずいぶん前に仙台にイタリア語の勉強に行って同じ教室だった)サイトが本格的に立ち上がったらこのブログでも紹介したいと思います。

彼女のブログはこちら。日本語です、ご心配なく。だけどイタリアンが好きな方は食べたくなって悶絶すること必至。でも、大丈夫。ていねいな作り方とレシピものっていますから。ちなみに彼女のはらこ飯のレシピもそのブログに載ってます。興味のある方はこちら

おいしいイタリア Tavola del Giappon