焼いた珪藻土と顔料を漆に蒔いた漆器。
漆塗りと言うと艶々したものを思い浮かべるけど、その技法のせいか温かな質感。
漆と顔料が相まって派手なのに落ち着いた色。
これは樹齢420年の肥松を挽いた噐。ヤニがたっぷりの木で、光に透けてとても綺麗。
とても素敵な器。
手前の3つの噐を重ねると奥のひとつになります。そしてすごい精度。「職人」の手仕事には無条件に尊敬の念を覚えてしまう。
全て同じ寸法に木を挽いているので、別の色の器の碗と組み合わせてもハマるのがすごい!
緑の色が綺麗だった。
和紙を貼って模様を浮かび上がらせている作品。
アクセサリーなどもありました。サラダをたっぷり入れられる様な大きな鉢も持ってみたら驚く軽さだった。
東京のお店などにも置かれている様だけど海外の方から人気なのもわかる。旅行で来ても買って帰るのに重さや破損の心配が陶器に比べて格段に少いしフランスでビビットな色に塗装された南部鉄器が大人気な様にこの色はとても魅力的だと思う。
この作品展、とてもおススメ。来週の土曜日 6/23 まで。
(少しシーズンも終わりかけてるけど、すぐ近くのバラ園ではたくさんのバラも見られますよ)