世界が白く薄化粧の朝。
玄関のデッキに積んであったたくさんの大根、昨夜のうちにしまっておいて良かった。
大根葉の仕込み。今日の雪を見越してたくさんいただいた大根の葉を切って実を寒い部屋に収蔵した。
昼飯前に意を決して玄関に残された大量の大根の葉を処理する。
枯れた葉やゴミを取り除きながらより分けて
タライを使って外水道で洗う。
雪が降る屋外で俺はなんで水仕事をしているのか・苦笑
それは食いしん坊だから。
大鍋にふたつお湯を沸かして
茎から茹でていく。
茹で上がりの茎を齧ってみたら甘い!砂糖で煮たのかと思うほど。
捨てずに料理して良かった。これで大根10数本分の葉の処理終了。
タライを料理に使う日が来るとは思わなかった。
茹でた葉はほとんど冷凍に。一部を昼のおかずに。
昼飯。大量に茹でた大根葉。ほとんどを冷凍に。
ひと握りを塩揉みして大根菜飯に。母親の故郷愛知の郷土料理。大好物。
残りの大根葉はおかずに醤油で炒めた。
たまたまあったひじきちりめんと塩ひじきも味付けに。白胡麻振って出来上がり。大根葉と常備菜だけの昼飯でも大根葉が美味しすぎ。
午後は晴れる予報だったんだけど雪の中の石彫り。
景色として見るのは雪の仕事場もきれい。
でもふわふわの雪が風に舞って石を彫るテントの下まで飛んでくる。
石テーブル。
粉砂糖のような
粉雪は辺りの景色を一変するな。
氷。
今シーズンも氷で遊ぼう。
車の轍でダブルハート描いたけど草でよく見えない。
壊れて持ってきたオーブントースターが、かじかんだ手を温めるのにとても便利。すぐに手を温めてくる。
雪の中の石彫りでした。
眼鏡は曇るしテントの中まで雪が舞ってきて彫ってる石にも道具にも雪が積もる降りでした。
いや愚痴じゃないす。誰にも頼まれてないし強制もされてない。好きでやってるんだから文句言ってる場合じゃない。石彫ってる間は寒さも忘れるし。
でも我に返ると寒い。
まだ4時半だけど仕事上がります。あっという間に暗くなるし。
石に開けてあった穴の中に溜まった水の氷が神秘的なオプジェみたいでキレイ。
夕食。インスタ映えしない老人の茶色な食卓だ。
でも、昼間、必死に茹でた10数本分の大根の葉で作った大根菜飯と
大根葉の炒め物美味しい。実より葉が断然好きだ、大根。北海道のホッケを焼いてたっぷりの大根おろし。
大根漬け、
今宵の分を取り出す時に樽に干した柚子を足してみる。美味しくなーれ。味の染みてきたほろほろの大根。
食べ切れなかった豆腐は冷凍すれば高野豆腐みたいになって煮物に使える、と教えていただいて大豆のぎゅっと詰まった大きな豆腐、食べ切れずに半分冷凍しておいたものを自然解凍してみた。本当だ。まるで高野豆腐。ニンジンと煮物にした。ストーブの上でコトコト煮れるのが良いね、冬は。
母親から手紙。
本場、スペインのサフランのおすそ分け入ってた。今年は年末年始の東京帰省、あきらめた。自粛する。妹家族を含めて実家でみんなで飲んで食べて喋って笑えないの、マジ悲しい。10年以上前からそれが恒例になっていた。愛犬小春が正月に死んだ7年前が唯一の例外。まさか次の正月にみんなで会えないとは夢にも思わなかったな、今年の正月は。 リモートでたまに顔見てるけど早く直接会って乾杯したい。