アーリア、再び – stone::tamaki

妹宅に泊めてもらって朝、畑から採ってきた

プリンスメロン切ってみた。甘かった！

幸せなお盆休みだったな。

那須のイタリアン・レストラン、アーリアへ。6月に両親、妹家族と僕ら全員揃って初めて一泊旅行した時にランチした田んぼの中の古民家のイタリアン。最高だったので東京からの帰路、高速道路を途中下車して再訪。

サラダにはディルも入っていてディル好きの僕らにはたまらない。

美味しいパスタも

パンも全て自家製。

丁寧に仕込みのされた前菜の盛り合わせが嬉しい。今日は濃厚な豚のレバーな濃厚に出汁をとったトマトの冷製コンソメスープ。花付きズッキーニにチーズとアンチョビを詰めてフリットにしたもの。８時間痛めた玉ねぎのタルト。カポナータなどなど本当ならこれをつまみにワインを飲みたいところ。今度それが出来るように近くに宿をとって食べに来ようかとさえ思ってる。

専用のマシンで透けるほどに薄く薄くスライスされた生ハムはせっかくこのお店に来たなら頼まないと。

メロンに乗せられて運ばれてきます。

パスタ、カミさんはタリアテッレポルチーニのクリームソース。

僕はコルドネッティトマトソースマスカルポーネのせ。よく混ぜていただきます。カミさんのももらって食べたけどどちらもやばいくらいに美味しい。パスタもソースも。皿に残ったソースはパンで拭ってお皿が真っ白になるまでいただきました。舐めたと思われると恥ずかしいので「あんまりソースが美味しかったのでパンで拭っていただきました」ってわざわざ言っておいた。

デザートのアイスクリームにはアマレットのクッキーを砕いたものが振り掛けられていて最高。前回、美味しいのはもちろんそのホスピタリティにも感激して再訪したけど

今日もエスプレッソを飲み終えて静かな感動の余韻に身を任せた。また東北自動車道走る時にここに来るためだけに途中下車するだろうな。美味しかった。

アーリア。ディナー。ランチ共に予約が必要です。最新情報は（→インスタグラム）で。

仕事場の土地の大家さんに地代を払いに帰り道に寄る。カミさんも一緒だったので飲みなと缶ビール。14年前に突然、現場で63歳の若さで亡くなってしまった大工の棟梁にお線香をあげさせてもらう。仕事場を移転せざるを得なくなって、でも新しい場所が全然見つからなくて困っていた時に今の広い土地を使えば良い、と言ってくれた棟梁。タダみたいな土地代を持っていくといつもそのままお酒をご馳走になったものだ。夏になると棟梁とビール飲みたいな、と思ってそれは今生ではもう叶わない事だと寂しくなる。予算が無くて我が家を棟梁に建ててもらうことは出来なかった。失礼だけどカミさんとセルフビルドで建てた家の2階の居間から3階の屋根裏部屋の自室までの階段だけ「仕事」でお願いした。今でもその階段を登ったり降りたりする時にチラと棟梁の事が頭をかすめる。突然、夕方にお邪魔したのに料理上手の奥様のツマミをいただいてカミさんに運転してもらって帰ってきた。
棟梁と乾杯したい。