Antique Jewellery III

ミュゼ・マエナカ

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去年、ギャラリーでお会いした橋本さんに、アンティーク・ジュエリーのお話を聞いてとても興味深かったのでどうしても見たい思っていた。カミさんの(僕の東京個展でもつけていた)アクセサリーを作っていただいたアクセサリー作家の友だちのMARIさんを無理無理誘って現地集合。

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キラキラしてる普通のペンダントとしか思わなかったけど、これはスティール(鉄)でできていた。キノコのような形をしたパーツをいろんな形にまとめてアクセサリーを作っている。

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裏返すとひとつひとつキノコ型のパーツを手仕事で打ち込んだ跡が見える。手仕事。アンティークだから。大量生産ではないから。鉄だから条件によっては錆びてしまうことがある。その時は錆びたところを番数の高い細かなペーパーで磨くと輝きが戻るのだそう。橋本さんがすごくていねいに話をしてくださるのでわかりやすくて楽しい。

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それに実際にアクセサリーを作っているMARIさんの視点も入って話がふくらんでいく。楽しい。これは練り香水入れ。僕は初めて聞いたけど世界には練り香水愛好家という人たちがいるのだそうだ。

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この黒いモダンなネックレスの裏にも

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こんな仕掛けが。ここに香水を忍ばせるとネックレスからも良い香りが漂う、という寸法。

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昆虫や(ピントが合って無くてがっかり)

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どんぐりのアンティーク・ジュエリーも。

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イギリス風のお茶とお菓子も用意されていて、ジュエリーを見た後、橋本さんやギャラリーの前仲さんらとお茶。イギリスではとにかくお茶。今までスコーンはなんであんなにパサパサなんだろう、と思っていたけど、それもお茶を飲みたくなる、つまり「お茶」のためのお菓子だ、と教えてもらって今までの疑問が解決!喉から水気を奪いつくすなんて、美味しいお茶を飲むためのお菓子の面目躍如だ!

ハエのアンティーク・ジュエリー

Tamaki Yamanakaさん(@yamanakatamaki)が投稿した写真 –

来月(2016.7.10(日)~18(月))は将積厚子さんの、ラオスのファブリック・Ⅱがありますよ。一昨年、行ってとても良かった。また見られるかと思うと楽しみ。おすすめ。

それから秋の2016/11/23(水祝)~11/30(水)は通算6回目、ミュゼ・マエナカでは一昨年に続いて2回目となる「山中環石彫展Ⅱ」も予定されています。どうぞよろしくお願いします。