ゴミの分別

 4月から僕の住むエリアのゴミの分別方法が大きく変わった。燃えないゴミだったものが燃えるゴミになったり劇的に区分けが変わったのに加えものすごく細分化された。プラスチックも豆腐の容器などのような「容器包装プラスチック」と「その他のプラスチック」に。例えばペットボトルの飲料を飲み終わったらキャップとラベルをはがして「容器包装プラスチック」に。ペットボトルは洗ってそれだけをひとつの袋にまとめる。ビンは良く洗って乾かしてから色別(透明・茶・その他)で3つに分ける(これは以前から)。
 我が家を作ったときに冷蔵庫の脇にピッタリはまる分別ゴミ用の身長より高い木の箱を作った。ゴミ袋のLサイズが斜めになった棚にちょうどはまるようにして、それはそれは楽に分別できる自画自賛のものだったんだけど今回の分別で台所だけでは分別しきれなくなった。仕方が無いので3種類の空きビン置き場だけ台所から納戸へ追いやった。
11041301.jpg 自作ゴミ棚では「大きな紙」「小さな紙」「容器包装プラスチック」「その他のプラスチック」「ペットボトル」を分別。一番下にちょうどはまるプラスチックのゴミ箱に「缶」。別に台所に作った自作の棚の一番下には以前から「燃やせるゴミ」「燃やせないゴミ」を分別できるようにしてある。後は納戸にで3色の「ビン」その他に新聞、衣類、粗大ゴミ。こうやって書きだしてみるとなかなか大変。そして今日、新しい方法で分別した。実は先月大震災でワイングラスが割れ「燃やせないゴミ」の袋に入れてあったのだけどそこにはペットボトルのフタもたくさん入っていた。今月からフタは「容器包装プラ」他にも区分が変わったゴミがあって割れたガラスに気をつけながら分別し直し。半日かかってしまった。ヘトヘト。

 以前、川崎市で数年だけ暮らしたとき、ゴミの分別をしなくて良くて驚いた。生ゴミと割れたガラスを一緒に捨てて良かったのだ。でもゴミを分別しないですてるというのはどうにも気持ち悪くて個人的に分別はしていた。近所の人に聞いた話ではゴミの分別をしようという人は選挙で落ちるのだと言っていた。だからみんな何となく分別しなきゃと思っているのに楽な方が良くて結局そのままになっていると。(今もそのままかどうかは知りません)
 今回の大変になった分別も処理が追いつかず分別したのが混ざられるものもあるというような噂も聞くけど分別自体は(面倒くさいしヤだけど)続けるべきだと思う。みんなが徹底した分別を続けていれば処理の仕方もさらに改善されるだろうし。
 そういえば40年前の東京でもラッパの音が聞こえてくると母親に豆腐買ってきてと鍋を渡されたものだった。包装紙やプラ容器を全く使わない買い物。昔が良かったという単純な話じゃないけど震災、節電を期に昔のように出来る事は少し面倒でも引き受けようと思ってる。
 だから分別の無い僕だけどゴミの分別は積極的にやりますよ。