栗と干しぜんまい

 小田農園の季節の野菜が届いた。
121013
 夕食。たぶん今年最後のルッコラのサラダになるだろう。苦みがおいしい。気が付けば今年食べたルッコラは全て小田さんのだったかも。
 さあ、今日はこれからが大変だ。箱にはおまけの干しぜんまいと栗が入っていた。どちらも料理したこと無いぞ。だけどネットで調べると栗は虫が食う前に至急茹でるべし、と脅すし、干しぜんまいをおいしく戻すのには2日かかるという。
121013
 まず、栗からやっつける。
121013
 ”圧力鍋で10分加熱するだけで、渋皮もコロッとむけるようになります”という、ためしてガッテン方式で茹でるも渋皮むけず。しかも実が柔らかくぼろぼろ崩れてしまう。生まれて初めての栗の処理はコロコロの実をとることに失敗。なににするか後で考えることにして、包丁で半分に切ってスプーンで中身を取り出す。
121013
 ネットで何をつくろうか探していたらモンブランのマロンクリームのレシピをいくつか発見。モンブランは大好きなケーキだ。これにする。
 まず裏ごし。壊れた裏ごし器を捨てたままだったのでステンレスのザルで裏ごしする。意外と栗は固くかなり力も必要で苦労する。裏ごし器買おう。
121013
 栗を少しとって溶かしたバターと合わせたら、砂糖と水を鍋で火にかけて冷ましておいたシロップを少し入れてさらに混ぜ、また栗を足し、シロップと交互に入れながら練っていく。
(一度に栗を入れると多分混ぜられない固くて混ぜられなくなったところにシロップを入れて柔らかくなって、そこにまた栗を入れる、の繰り返しが良いみたい→参考サイト
121013
 できあがり。スポンジケーキを焼くのは無理なのでモンブランを作るのは無理だとして、明日の朝食にパンに乗せて食べてみよう。
121013
 さて、残るは干しぜんまい。いただいた1/4くらいを料理用に戻してみる。
ぜんまい ちなみにこのぜんまいの干す前の写真を小田さんが Flickr にアップしているので掲載。そういえば小田さんと知り合ったのは Flickr がきっかけなのだった。

121013
 小鍋にひたひたの水を入れて “人肌” (沸騰にあらず)まで温めたら火を止めて一晩置く。
121013
 翌日、水を捨ててまたかぶるくらいの水を入れて人肌まで沸かしたら冷ます。
 ぜんまいの歯応えを残しつつおいしく料理するためには、これをもう1セット繰り返すのだそうだ。(→参考サイト
 早く食べたい・笑