今日は印象的な赤い花が石の花器に飾られていた。
仙台でのランチ会への参加。
社交的じゃない僕は知らない人と会うのが苦手。山の中でひとり石を彫っているだけでは、なかなか社交性が身につかないのは仕方ないではないか。だって、山で会えるのは7頭の猪くらいだ。
だから、こんな晴れやかな場所で晴れやかな方々とお喋りするなんて無理、と思った。
だけどライフスタイルコンシェルジュでの個展の折に、プロフィール写真を撮っていただいた茅原田さんとその奥様のクニコさんに誘っていただいたので、ここは新しい事に挑戦しようと出かけた。(他に知っている方は皆無だったけど、個展でお世話になったスタッフの方々がいる会場だったのも背中を押した)
茅原田さんのカメラを撮影。プロのカメラマンが撮影している様子を勉強のためにチラチラ眺める。
photo by 茅原田 哲郎 (C)
上の写真は右手1本でカメラ、左手でお玉をもってスープをすくって落としながら撮影。。。している茅原田さんを撮ろうとジーンズからiPhoneを取り出しパスワードを打っていたら撮影終了。素早い。
photo by 茅原田 哲郎 (C)
立食に慣れてないのでほとんど眺めるだけ。食べたものはとても美味しかった。
photo by 茅原田 哲郎 (C)
photo by 茅原田 哲郎 (C)
photo by 茅原田 哲郎 (C)
その茅原田さんのサイトを作成したwebデザイナさんたちと話をしていたり
十二星座を切り絵にした作品を見せてもらったり(作品をはさんでの会話だとすごく話がしやすい!)作家に話を聞かせてもらったり。
気が付けばとても楽しい時間を過ごしている自分に自分で驚く。
photo by 茅原田 哲郎 (C)
肩書きは関係無く何かを目指している人。目指そうとしている人、参加者それぞれの夢や思いや、やっている事を話していく。自分のこれからの夢、人生の夢を聞かせてもらうのは良いもんだ。口にしないより口にした方が夢は叶うだろうし。いろんな人がいていろんな価値観がある。
石の花器を一緒に見ながら伊達冠石の話を聞いていただいた皆さんもどうもありがとうございました。
photo by 茅原田 哲郎 (C)
3年前の大震災とそれに続く原発事故の渦中に、友人や仲間の他に新たに出会った人たちとひどい現実に溺れないようにお互いの手を取り合うようにしてやってきたこの数年間で、自分の心境にも少なからず変化があったのかもしれない。知らない人に会って話をする必要があった。新しい出会いの中に救いがあった。あの時、手を取り合った人が今では仲間や友だちになった。
クレームブリュレだけは目にして食べないではいられない。立食が苦手でもこれだけは即行でゲット!して口に・至福
最後のあいさつをするチハラダクニコさん。ご苦労さまでした。(お誘いありがとうございました)
photo by 茅原田 哲郎 (C)
カメラのセッティングと構図を決めたらライフスタイルコンシェルジュのスタッフの方にカメラをそーっと渡す茅原田さん。
スタッフの平さんがシャッターボタンを押してくれたおかげで参加者全員が一緒に記念写真に収まることができました。(これ▽:参加者全員の許可を得て掲載しています)
photo by 茅原田 哲郎 (C)
本当は皆さんと名刺交換して帰ってきたかったのだけど、こちらから言い出すのはハードルが高すぎた。でも、スマートに振る舞えないがっかりより、楽しかった思いが勝って、心がほっこりしながら帰ってきた。そういえば僕は自己紹介だけで夢は語ってなかったな。
明日は山で制作だ!ひとりっきりで!
【2014/06/03:追記】
茅原田さんの写真を追加して掲載し、それに合わせて文章も少し追加しました。
プロの写真をみんなのリクエストに応えて素材として当たり前に提供してしまうところに人柄が出てる。さすが太っ腹!あ、間違い。茅原田さんはとてもスマートでカッコ良いのだった。
やぎ座の切り絵に触れている「手」はどなたの手でしょう。
ポーズィングも手そのものも美しい。
新しいところに出ていって、すごいなあ。
刺激を受けられるっていいなあ。
毎度毎度ですが、あの伊達冠石に負けないような生花も素晴らしい。
この切り絵を作られた作家の方の手です。気軽に制作の話や質問をさせてもらってるところ。聞けば何でもオープンに教えてくれました。(石神彫刻工房さんと同じ・笑)
最初、断ったんです(馬鹿)。だけど行って良かった。これからは頼まれたことや提案は基本、断らない事にします。ほんの少し足を前に踏み出すだけでこんなにたくさんのギフトが贈られる。っていうかギフトをもらえる時って足を一歩前に出したときなのでした。今までだって、いつだって。
あ、でも演劇は誘われてもやっぱり無理だなぁ。石神ばるばさんのようには。
実際に使うの本当に難しい花器だと思います。石の存在感が勝ってしまうから。言ってみればこれも制作の依頼をいただいた僕の方が行く度にギフトをいただいているような感じです。