家に帰ると荷物。
原発事故後、山菜とかの季節を感じられる食べ物こそが放射線量高くて、目の前にあるのに食べられなくなった。そんな僕らに北海道から毎年送ってくださる。
行者ニンニク、シャク(見たのも食べたのも生まれて初めてです!)、ふきのとう。そして手描き手渡しにこだわるフリーペーパー「土に暮らすかたち」。なんて嬉しい!
カミさんのいない今宵は大根とニンジンだけ食べる予定でした。
予定変更です。いただいたモノをどんどんいただきます。マヨラーな僕は、生でも食べられるというシャクにマヨネーズをかけてサラダにして初めて食べてみる。春の香気がただよって美味しい。
カミさんが作っていってくれた小松菜の煮浸し。以前、小松菜の匂いはとても嫌いだったのに、今ではものすごく好き。これで日本酒飲んだら最高すぎる。
我が家はカミさんと僕で料理の得意分野で分担を分けている。僕は主に中華とイタリアン(要するに俺は料理ができるぜってな男が自慢する定番。和食はさわりではなんともならないけど、とりあえず何とかなる)でカミさんが和食。特にカミさんの天ぷらは上手なので全くやったことが無い。だけど山菜と言ったら天ぷらでしょ。カミさんは数日帰ってこないから新鮮な内に食べなきゃだし。
ということで電話してサクサクの天ぷらの作り方電話で聞いて、始めて天ぷらやりましたよ。
いただいた時しか食べられない、絶品の行者ニンニクがあるのに飲まないのは無理。昨晩の乾杯の残りで今宵も飲むよ。
行者ニンニクの天ぷら、最高。
生まれて初めての天ぷら、最高。
行者ニンニクって甘くて香り高くて本当に美味しい。苦いだけで嫌いだったふきのとうが、自分で天ぷらにしたら美味しいこと!
喜ぶ僕の頭上にはまるさんが畑にジャガイモを植えたときに書いたプレートが。3年前にジャガイモをいただいた時にプレートもいただいて、それ以来ずっと僕らの食卓と共にある。僕なら調べてでも絶対品種を書くところ。「あかくてながい芋」ってプレートに書くところが素敵!
シャクを味噌汁に放って
今夜の〆です。
美味しい。見ためがものすごく葉っぱなので美味しい味とのギャップがある・笑
食べ方とか温かい言葉を書いてくれた葉書自体も、しろさんの絵を元にした手触りのいい紙のポストカードでした。
幸せな夕食。幸せな夜でした。