東京美術散歩 2015 初夏その2

おとといに続いて今日も昼から東京美術散歩

根津美術館へ。1年前の同じ頃にも来たけどカミさんが見たことないので一緒に。

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ちびぐるみなワタシも根津美術館へ。

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去年は藤の花も少し残って、燕子花は満開だった。今年はすでに藤の花は跡形もなく、燕子花は盛りを少し過ぎていた。今年は季節の進みが早い。

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初夏の根津美術館の庭は最高。

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天気にも恵まれた。

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印象的な玉石が、ここより先立ち入り禁止の結界に使われていた。

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それから、ワタリウム美術館まで歩く。

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「ここより北へ」 石川直樹+奈良美智 展

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東北、北海道、そしてサハリンまで。一緒に旅をしたふたりの写真展。

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チケットを買うとすぐに名前を書く。期間中、何度でも見られるシステム。僕は宮城に帰るから1回しか来られないけど、東京な人は何度も見られていいなぁ。

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2階から3階への外階段に印象的な光が差していた。

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本棚とか、旅から持ち帰ったものとか写真以外のものも展示されていてふたりのファンには面白いものたくさん。

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ギャラリー「BLUM & POE 東京」までiPhoneの道案内で歩いているうちに、不覚にも竹下通りを歩いてしまった。人が多すぎて吐きそう。しかもやっと辿り着いたギャラリーは休みという悪夢。

竹下通りタイムラプス #takeshita #street #timelapse

Tamaki Yamanakaさん(@yamanakatamaki)が投稿した動画 –

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歩いている途中でネパールの村に滞在して細密な絵を描いているMIZOさんという作家の作品展をやっていた。ネパールへの援助も兼ねた展示で厚紙のポスターは50%が寄付に回されるという。2枚買う。カミさんは寄付つきのTシャツを買っていた。

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カミさんと別れ、ひとりで高橋コレクション展「ミラー・ニューロン」を見にオペラシティへ。

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現代美術のまとめみたいに、各作家の代表作が見られる、すごいコレクションだった。現代美術好きならこの展覧会、見たほうがいいよ。

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この水玉のような透明な水滴のようなものでびっしり覆われた獅子?の美しかったこと。

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水玉といえば、草間彌生さんですね。

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建物には大きな石が印象的に使われている。石と水と組み合わせるのは最強。

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ジョナサン・ボロフスキー。

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「高橋コレクション」は、精神科医・高橋龍太郎氏の収集による現代アートのコレクションであり、1990年代以降の日本のアートシーンを俯瞰するうえで欠かせない存在として、内外で高く評価されてきました。1990年代に収集を本格化させた高橋氏は、奈良美智、村上隆、会田誠、ヤノベケンジといった、現在日本を代表する作家たちにごく早い時期から注目し、彼らの重要作品を次々と収集し、一躍現代アートのコレクターとして名を馳せます。また、近年ではより幅広いコレクションを志向し、「もの派」をはじめキャリアの長い作家なども積極的に収集する姿勢を見せています。高橋氏の収集に注ぐ情熱は、つねに日本のアート、日本の文化に対する溢れる愛情と透徹した眼差しに裏打ちされているのです。
本展は、高橋氏が日本のアートと文化を考えるためのキーワードとして提案する「ミラー・ニューロン」をタイトルに、より包括的で歴史的な視野から、かつてない規模で「高橋コレクション」を紹介し、日本の現代アートの流れと特質を読み解いていくものです。草間彌生、舟越桂、名和晃平、Chim↑Pomら52作家、約140点の作品を通し、現代アートの息吹を生き生きと体感することができるでしょう。(公式サイトから引用

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同時開催の富田直樹さんの、大きなタッチの油彩画もいいです。もし展覧会行ったら2Fの展示も見落とさずに。
小さなキャンバスに顔のアップばかりを大きなタッチで描いたシリーズ、良かった。