御影石のiPhoneスピーカースタンド

御影石のiPhoneスピーカースタンド作った。

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少しわかりにくいけど音はこちらで確認してみてください。

16013132伊達冠石のiPhoneスピーカースタンドを作ってiPhoneを置いてみたら、思ったより大きくなった良い音で音楽が聴けたのと、石の安定感でiPhoneの置き場にしてもいいなと思って、御影石でも作ってみた。

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iPhoneを挿すところの穴の大きさや下の共鳴させるための穴との厚みを2mm程度にして、大小6個の穴を開けたり、iPhoneが傷つかないように厚手のフェルトをぴっちり貼ったり、制作する際にいろいろテクニカルな作業が多くて、小さいけど今の自分の技術を測れるし挑戦する感じで面白かった。

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黒御影石で2種類、白御影石で2種類、合計4つ(と先日作った伊達冠石

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共通しているのは、上からiPhoneを挿す部分は側面は2.2mmのフェルト、底面の石に当たる部分は磨き。iPhone底部のスピーカーからの音を、下の共鳴口に繋がる底に大小6つの穴をあけて響かせる。上面は周囲のものが写るほどの鏡面磨き仕上げ。

iPhoneでなくても、挿入部分の寸法より小さいスマートフォンなら挿せるはずです。iPhone 5 とiPhone 6 Plus では実際のテスト済み。

以下4つをひとつずつ紹介(小さな画像はクリックで拡大)
販売もしていますのでよろしく!→こちら”STONE HEAD FACTORY ArtShop”


■WAREHADA-黒- (No,i003)

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背面

背面

斜め前から

斜め前から

iPhone 6 Plusを挿したところ

iPhone 6 Plusを挿したところ

iPhone 5を挿したところ

iPhone 5を挿したところ


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石だからって全面ツヤツヤに磨くのはつまらない。僕は石を割ったときのこの「割肌(わりはだ)」が大好きなのであえて前面に。

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共鳴部分の奥は平ノミで細い線がつくような仕上げ。

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上面は鏡面仕上げ。

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背面はツヤ磨きではなく#1500番仕上げ。

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背面は少しマットな感じ。映り込みもこんな感じ。

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側面は鏡面磨き。


■MIGAKI-黒- (No,i004)

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背面

背面

斜め前から

斜め前から

iPhone 6 Plusを挿したところ

iPhone 6 Plusを挿したところ

iPhone 5を挿したところ

iPhone 5を挿したところ


前面も平に削って磨いた他は、上のWAREHADAと同じ。


■WAREHADA-白- (No,i005)
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背面

背面

斜め前から

斜め前から

iPhone 6 Plusを挿したところ

iPhone 6 Plusを挿したところ

iPhone 5を挿したところ

iPhone 5を挿したところ


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前面と側面を「割肌」仕上げ。

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背面はビシャン加工といって少しざらざらした温かい感じのする仕上げ。


■WAREHADA-白-(電源コネクタ用穴有)(No.i006)

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背面

背面

斜め前から

斜め前から

iPhone 6 Plusを挿したところ

iPhone 6 Plusを挿したところ

iPhone 5を挿したところ

iPhone 5を挿したところ


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前面と側面は「割肌」背面はツヤ磨き仕上げで中央にΦ14mmの穴を開けてあります。

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こんな感じ。

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挿入部の底も中央の穴ふたつを繋いでしまって電源コネクタが通るようにしてあります。

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14mm以下のコネクタなら通すことが出来るので、電源を供給しながら音楽を聴けます。

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穴を通すのはちょっと大変。背面から一度前に出してしまって、前から狙うと通しやすくなります。

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僕がiPhoneのスピーカースタンドを作ってみようと思ったきっかけは軟石やさんの「スマホスピーカー」を知ったからです。軟石やさんのオンラインショップが2月に開設されて、「スマホスピーカー」も販売されています。興味のある方は是非!