友だちとの初コラボ

先日、帯留めにするために作ったこの伊達冠石はお客さまのイメージと違っていたようで、別な形のものを作り直している。これはこれで金具を接着して帯留めにしてネットで販売でもしようかと思っていたら、捨てる神あれば拾う神あり。

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ブログを見た方から、別の提案をいただいて裏も含めて全面磨いて穴を開けて、穴の中をいつもの「赤」に着色したものを作りました。明日送ります。どうなるかな?

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これまで作った中で最小。



と、ここまでは3日前の投稿。

16070606こ・う・な・り・ま・し・た!!!

僕は高校3年の夏休みを過ぎて、理系から美術系の大学に進路を変更して、受験のために毎日美術研究所に通った。油絵で受験しようと思っていた僕は、油絵とデッサンを習っていた。デザイン系を目指している生徒は何人もいて、デッサン室が狭そうなくらいだった。数人で楽しそうにおしゃべりしたり、静物画を鉛筆デッサンをしているのを(なんか楽しそうでいいな)と横目で見ながら別の教室で、石膏デッサンしたり油絵を描いていた。たいていひとりで、たまに社会人だけど絵の勉強に来ている方や建築家を目指している同じ年の彦根明さんと一緒になるくらいだった。(余談になるけど、彼は夢を叶えて建築家となり多くの賞も受賞している。2年前には彼の事務所「彦根建築設計事務所を訪ねて再会もした!
そして、それから、30数年後。同じ美術研究所の楽しそうなデザイン系だった氏家理爲さんとコラボレーションをすることになるなんて。高校の同級生でもあるけど同じクラスになったことは無いから、親しく話をしたことはなかった。たぶん美術研究所時代を全部足したより多くおしゃべりした。ネットだけど、この一週間で。縁は本当に不思議なものだ。
先月の東京の個展には、プチ同窓会のように懐かしい友だちもたくさん来てくれたし、今は本当に会いたいと思ってる人とは会える事が不思議に感じなくなってきている。理爲さんとはタイミングが合わずにまだ実際に再会はしていないけれど。東京で個展やって良かった。いくつかのことが動き始めてる。
ブログの小さな伊達冠石の写真を見て、連絡をくれた氏家理爲さんにその石を送ったら、それを組み込んで作ったアクセサリーをすぐに作って昨日写真を送ってきてくれた。写真を見てドキドキした。伊達冠石ってこんな風にもなるのか!

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石のプレートと合わせて撮った写真を今日もまた送ってきてくれた。

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新しいことが始まりそう!


いや、始まってる!