石彫号 5号から6号へ

5代目の石彫号とお別れの朝。

凍ってる。10年間、仕事場への行き帰り、個展のための作品や台座の運搬、愛犬小春とのキャンプ、カミさんと青森への美術館巡りの時には車中泊の宿にもなった

30,000km前後で中古で買って今朝 166,336kmだった。

仕事場でのある日の勇姿。雪が降れば4WDじゃないと仕事場に入ることも出来なくなる。

あちこち直しながらも限界を感じる中、6月の個展の際は万が一の事があっても個展の開始が遅れないように、搬入日に一日余裕を持って出かけたけど、無事搬入搬出を終えることが出来た。思えばあれが5代目石彫り号の最後の大仕事だったな。その1ヶ月後に突然スターターが回らなくなってまた修理した。東京個展の時じゃなくて良かった・汗

まだ新しいスタッドレスを今度の車で履くので、この前替えたばかりのタイヤを履き替える。ミニキャブ最後のタイヤ交換。

車に積んであった三角表示板や工具一式などを降ろしていたら車止めに愛犬小春の毛が。

懐かしい。愛犬小春が死んで4年。家を掃除しても、もう小春の毛は出てこなくなったけど。よく一緒にキャンプに行った。っていうか犬を飼うようになって旅館に泊まれなくなったのはキャンプを始めた大きな理由のひとつだった。

僕らがベースキャンプのようにしていた飯舘村の大好きなキャンプ場は、放射能で高濃度に汚染されて二度と行くことは叶わない。(2009年秋のキャンプ)

飯舘村からのキャンプからの帰り。今は亡き愛犬小春と。2009年の秋 (ブログ用にエントリー)

Tamaki Yamanakaさん(@yamanakatamaki)が投稿した動画 –

最後の勇姿。10年間、ありがとう!

そして6代目、こんにちは。
今日からこいつが俺の相棒。スズキ・エブリィ。マニュアル!17,000km走行の中古車。
トヨタ・カリブ -> トヨタ・カリブ -> スバル・サンバー -> ダイハツ・ハイゼット -> 三菱・ミニキャブ->そしてスズキ・エブリィ
ひとしさんにプレハブをプレゼントされるまでは石彫りの道具を全部カリブに積んだままで仕事していた!!

荷室が最初からフルフラットの軽の1BOXに乗ってる人は基本、モノを運んだり仕事がらみで乗ってる人が多いから、とことんまで乗る。潰れるまで乗る。僕のミニキャブがそうだったみたいに。だから中古市場になかなか良いモノが出てこない。良いモノが出てきたら値段が張る。でも新車で買う余裕は無い。ミニキャブが限界に近いと感じながら、中古を探すのを車屋さんに頼んだり、自分でも探しながら乗っていても全然見つからなかった。

でも、仕事場に行く途中の地元の車整備場に掘り出し物があるのをカミさんが見つけた。3年落ちで17,134km!これなら中古でも100万円近くしそうだけど驚きの価格。聞けばオークションで落として整備して売っているモノではなくて、地元のおじいさんから下取りしたモノだったそうだ。時々あちこちぶつけたけどきちんと直したと(笑)

ナビとかいろいろ付け替えて足慣らし。久しぶりのマニュアル車でクラッチ踏み忘れ赤信号で何度かエンスト。
前の石彫号は事故の後、密閉できなくなって冬は暖房ガンガンでもすきま風で車内が温まらず、体も手も凍えてたけど温かくて幸せ。5つのドアの鍵の開け閉めが大変だったけど、集中ドアロック、初めてのリモコン付きで幸せ。
幸せのハードルが低いので幸せな事でいっぱい!!!