普段なかなか行かれない美術館にまで足を運んで「芸術」のパワーを浴びる二泊三日の旅の宿はカミさんと初めての車中泊。
道の駅ゆ~さ浅虫。温泉に入れる道の駅。青森。

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野外彫刻の設置は夜通し走って、現場に着いたら車の中で寝て朝イチから作業開始が普通。
今乗っているのは貨物扱いの軽の1BOX車なので簡易な後部座席を倒せばフルフラットになる。仕事場の昼寝場所にもなる。作品を積んだり石を運んだり大きな作品台もいくつも運べる愛しの石彫りおんぼろ号が今夜の宿。

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事前に準備したのは目隠しくらい。大きなフロントガラスと、リアガラス以外に窓ガラスが6個、全部で8個のガラスの目隠しが必要。
100円ショップでサンシェードを買いまくる。そのままで使えるのはフロントとリアだけ。

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サンシェードは角の穴に吸盤を差し込んでひっかけ窓ガラスの吸着させる仕様。側面後部は小さなサンシェードだと目隠ししきれないのでフロント用をふたつに折って、ちょうど良い位置にハトメで穴を開け直す。

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ハトメの穴に吸盤を入れて出来上がり。

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側面真ん中の一番大きなガラスは防寒も考えて銀マットを窓の寸法と同じに切って角に吸盤を取り付ける。寝ていると冷気が顔に降りてくるのがわかる、という。これで防げるか。
窓に埋め込むように取り付けられるようにしたので装着したままドアを開け閉めできるのでこのまま出入りもOK。

運転席と助手席は買ったままの小さなサンシェードを2枚使いで台形のガラスを覆う事にする。車中泊をこれからも続けるようなら改めて作ることにして。
突っ張り棒で運転席後部の天井に渡して布をかけたら前室と後部の荷室を分けるカーテンに。
100円ショップのサンシェードはそれ自体を使った枚数は少なかったけどいくつも買ったのはちょうど良い吸盤を手に入れるため。吸盤だけ買ってもサイズや機能が目隠しにはあわない。サンシェードを買えば着脱が容易な小さな吸盤がいくつもついてくる。

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これらの目隠しと小さなテーブルくらいしまっておくスペースが欲しかったので、天井に棚を付けておいた。

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後部の荷室にはいつも家の床に貼る丈夫なシートを大きさに切って敷き詰めている。石をずりずりやっても大丈夫なくらい厚く防水のものを、車は何台も変わったけど使い続けている。
それを一度外して車中泊仕様に。薄いテントシートや薄い緩衝材を敷く。

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その上に毛布。後部座席を使用する際のフックとか微妙に出ていてそのままで横になるといたいのと防寒を兼ねて。

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その上に100円ショップで買った薄くて大きな銀マット。

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そしていつも敷いている床シート。これで130×180cmのフラットな床を確保。
突っ張り棒に布もかけてカーテンに。
ここまで事前に準備しておいた。

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こちら実際の車中泊。キャンプの道具を総動員。床にはさらに普段テントの中に敷くインナーマットを敷き、エアーマット、寝袋、その上に毛布。
明るい電池ランタン。13101228

温泉に入ってきてタオルをひっかけたりしている間に同じ突っ張り棒にひっかけてあった電池ランタンを落としてしまった。単一電池4個の重たいランタンがカミさんのスネに直撃。あまりの痛さにもんどり打つカミさん。壁側に置いておいて冷気で冷えているビールで冷やす。次回はカラビナにかけてから吊す等の対策は必須。ごめん。

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狭いながらも楽しい我が家な初、車中泊。温泉に入ってビールを飲んでいると子どもの頃押し入れに入った時のような幸せな感じに。大人版、押し入れか。大人版はひとりじゃなくてカミさんもいる。笑

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ワンセグが入ったので、寝る前にカーナビで、是枝裕和×姜尚中の対談を見る。とても素晴らしい対談だった。
我が家は難視聴区域でテレビをやめているので車中泊じゃなければ見られなかったかも。

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ただ初めてのカミさんとの車中泊当日は注意報が出るほどの暴風。一晩中軽の1BOXは大風に揺られまるで揺り籠のなかで寝ているようだった。時折大雨が混じり吹き付けてトイレに行くのも雨足が弱まるのを待たなくてはいけなかった。

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無事、迎えた朝。青森の10月の車中泊で少し心配だったけど暖かく寝られた。朝、隣で車中泊をしている車を見るとタイヤを交換する際にジャッキアップする場所に家の床下の木を支えるために入れる束を当てていた。なるほどこれなら昨夜のような暴風でも車は安定している。採用決定(笑)

今回僕らが利用した「道の駅ゆ~さ浅虫」はいくつもある駐車場に止まっている車を夜中に数えてみたら合わせて30~40台だった。サンシェードで目隠ししている車が多かったのでほとんどが車中泊だったのではないだろうか。思っていたよりも多かった。そして立派なキャンピングカーも2,3台あったけど思いの外、軽の1BOXが少なくなかった。みんなもっと大きな車でゆったり過ごすしているのかと思ったけど軽の1BOXは平らなスペースを作るという最初の関門を最初からクリアしているし特に単独行動の人には充分すぎるほどの広さ。高速代も安いし。

さて、初めての車中泊。嵐のような暴風にみまわれ懲りたかといえば逆。とても楽しかった。くつろいだ。

それはあんただけでカミさんが可哀想と思っている方もいるかもしれません。重たい電池ランタンをスネに落とされる虐待まで受けて。でも心配ご無用。車中泊で行ってみない?というのはカミさんの提案。僕は前から車中泊をやりたかったので、その提案の数時間後には(心の中でガッツポーズしながら)サンシェードなどの必要な材料を買いそろえてました。

しっかり仕事して働いたら今度は金沢21世紀美術館にでも行ってみようか。

※と経験者が見たら笑ってしまうような初車中泊を記録しておきました。こんなんで喜んでたよって後から読むと楽しいので盛らずに書きました。上級者なあなたの笑ってるだけじゃないアドバイス歓迎です。

※車中泊初心者にはこちらのサイトがとても参考になりました。「日本の秘湯を歩く」


温泉入ってビール。今夜の宿はくつろぐなぁ(本当は石彫りオンボロ号でカミさんと車中泊)

 

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2 thoughts on “初めての車中泊”

  1.  ご無沙汰してます、貧乏暇なしで個展を見にいけませんが申し訳ありません楽しんでくださいね、車中泊とても参考になりました、車を持ったときには是非やってみたいと思います。

    1. コメントありがとうございます!
      愛犬が死んでふたりで出かけられる状況になったのでやってみました。楽しかった!
      いつかおふたりに見ていただけるように、東京で個展をやりたいと思います。
      また、時間を作ってお店にうかがいます!!

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