健康器具としての野外彫刻 再び

朝、玄関を出たらガッチャガチャうるさい!あわてて再度、ドアを開けるとカミさんが石のネックレスを玄関戸に飾っていた。これは危ない、これはうるさい、これは壊れる。却下w

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昔誰かにもらったものらしい。そういえば僕の昔々の作品もでてきた。

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宮城に越してきた頃、仕事もないし、石の研究も兼ねてあちこちの河原に行って、拾ってきた石で作った小品。磨いてきれいな艶が出ている。川を選ばないと磨いても全然光らない石ばかりの川がある。

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仕事場のプレハブにアシナガバチの巣を作られてしまった。毎年必ずひとつは作られる。アシナガバチはちょっかい出さなければ何もしてこないんだけど、出入口に作られてしまったので、出入りを攻撃と間違われるて刺されると困る。申し訳ないけど落としてしまう。

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数年前に仕事場入り口の、ちょうど国道からの目隠しになっていた杉林が全部切り倒されて、ある電話会社の携帯電話のアンテナが建ってしまった。この時期になるとアンテナの敷地を草刈りに来る。本当に敷地だけで数メートルだって余分には刈らないのが資本主義な感じ。お百姓さんたちは田んぼのまわりの草刈りをするときに、自分のところだけじゃなくて周囲や子どもたちが歩くところを「ついで」にやるけどね。

で、作業しにきた3人のうちのひとりが、仕事場に「何やってるんですか?」と入ってきた。いろいろ説明してもわからないみたいだったので、地元に作品が建ってるけど知ってるか聞いてみた。

「山河」

14091114photo by 西原 直紀(C)

すると「ああ、知ってる、知ってる。よくその石に仰向けになって背中を伸ばしてるんですよ!」

僕の作品を健康器具にしている人に、また会えて幸せ。怒ってないよ、っていうか嬉しい。

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あやこさんが去年の夏に友だちたちと僕の作品を見に行ってくれた時のスナップ。僕は誰かが作品に乗ることまでは想像していたけど、このすき間をくぐる人がいるとは思わなかった。この写真を見せてもらった時に、僕の心に広がった幸せな気持ちは共有できるだろうか。僕だってやったことない・笑!この写真に添えられていたキャプションは「ちゃんとむこうがわにぬけたよ☆」
(あやこさんに許可をいただいて掲載しました。ありがと!)

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