日本型直接支払制度

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無彩色な朝。

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はまると、そればっかりになる。

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今日もいただきもののスペインの生ハムとバゲット。いただきもののフランスの紅茶

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部落の総会。新しい事を始めることになった。全戸からの協力と承認。区長さんの努力が実った。

僕が住んでいるところは米どころ。だけど今、田んぼを守っている人たちの高齢化は深刻な問題。若い人が農家を継ぐことも少なくなり、用水路まわりの雑草を刈ったり、地域を守る作業を担う人も高齢化している。しかも多分に奉仕の精神に負っている。このままだと農村が崩壊していく。環境も悪化していく。そこできちんと計画を立てて(膨大な)書類を提出することで国から事業費が下りる。そのお金できちんと「事業」として地域を守ることが出来る制度が始まった。これまでは部落総出の草刈りなどの共同作業を休むときは「出不足代」と言ってお金を払うのが一般的だったけど、これからは作業をしたら、決められた額のお金をもらう事ができる。ボランティアに頼らず、また将来高齢化がさらに深刻になって最低限の担い手の数も確保できなくなった際には、業者に仕事として発注することが可能になった。ちなみにこの制度の名称を「日本型直接支払制度(多面的機能支払交付金事業)」と言います。長い!

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長い会議の後、懇親会。他所から来た僕にとっては、部落の方といろんな話が出来る貴重な機会。ただみんなはお互いを、子どもの頃のように下の名前やあだ名で呼び合っているから、未だに誰が誰かほとんどわからない。でも、みんな優しく接してくださる。