円通院

藤田喬平ガラス美術館での企画展の搬出を終え、せっかくの日本三景の松島に20年ぶりくらいに来た(打ち合わせ)の日も、(搬入)の日も、(在廊)の日も、そして今日も素通りして帰るのは何だかさみしくて、

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搬出が1時半からで3時には作業を終えたので、まだ行ったことのなかった円通院(国の重要文化財)を見て帰ることにする。

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紅葉には早いけど好天で緑がきれい。

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隅々まで手が行き届いている庭。

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根津美術館にもあった「結界」の石かな?

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屋根の上で元気な植物。

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円て自然の中に合っても違和感がゼロなのは多分、太陽と月のおかげ。

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ライティングにも凝っている。そのため地面に電線がいっぱい這っているけど。

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もう少し暗くなってから来たほうがうっとりするだろうけど。

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本堂からさらに奥まったところにある光宗公の霊廟三慧殿は、技術の粋をつくした伊達家屈指の建築物で国の重要文化財に指定されています。その厨子には支倉常長が西洋から持ち帰ったと伝わるバラの絵が描かれており、円通院はこのバラを題材にした庭のある「バラ寺」として知られております。※円通院サイトより

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すごい形の石。

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隣の瑞巌寺もそうだけど、岩盤を人の手だけでよく彫ったなぁ。すごい仕事量だ。

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苔と石。これ以上の最強コンビがあるだろうか!

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コップをきれいに洗うブラシかと思った。

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広くない境内だけど手の入れ方がすごい。造園屋さんが作業されていたけど、立木のもみじの葉、切らないか考えてから1枚だけ剪定してる場面を見た。

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緑の中に赤が映える。ススキがなんて良い風情。ススキは1ヶ所にまとまって生えるように剪定していくのが個人的にはかっこいい。

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そして五大堂(国指定重要文化財)へ。カミさんと来た20数年ぶり。たぶん。ブログを始める前のことは年月日を特定できない。ブログは最強の自分検索ツール。後からジワジワと効いてくる。ブログ(という言葉が全然通じなかった)2003年6月からのことは検索すれば出てくる、便利すぎ。きっと、だからどんなに忙しくても書き続けてる。

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小さな小島が点在する松島の湾が一望できる。

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平日の水曜日だけど観光客でいっぱい。

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日本語以外のアジアの言葉がたくさん飛び交っている。

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おみくじ引けばよかったな。

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高いところとジェットコースターが大好きだった馬鹿も、五大堂に渡る下が透けて見える橋でちょっと怖い年になりました。

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日本三景の碑。残るふたつ、天橋立と宮島も1BOX石の彫り号の車中泊で巡ったりしたら楽しそう。そんな優雅な日を過ごせるように今をがんばろう。

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美味しい海鮮もお土産もないけど、ほんの少し観光気分になれました。

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次に松島に来るのは10年後・笑?