寒いね。
仕事場の分厚い氷を立てて記念写真撮ってみました。馬鹿ですねぇ。ちなみに厚さ3cm。
横幅65cm
霜柱もめっちゃ長い!
コンプレッサーに圧縮空気が無事たまるのを待っている間、太陽を見るときれいな日輪。
急いでiPhoneで撮って [#イマソラ] タグでアップしようと思ったら、充電満タンだったのに寒さのあまり電圧急降下で落ちた。あわてて温めて復活させて撮ったけど日輪はずいぶん薄くなってしまっていてがっかり。
曲金を使って直角を測りたいのに、石が凍っていて地面から無理矢理はがしたけど凍った土がとれない。
太陽に凍った面を向けておいてその間に地面の板石に設計図描いて形の検討。
むりやり凍った土をはがして作業開始。今日は平らな面が欲しいので割らないで切る。
切れました。
真ん中の石を使います。
がんばって動いてもらわないといけない相棒のコンプレッサー。油にまみれているのをせめて少しでもきれいにしようと
灯油を浸したタオルで磨いた。諏訪神社のタオル使ってゴメンナサイ。でもそれくらい大事、相棒のコンプレッサー。ニ礼二拍手一拝。
最近はきちんと動いてくれた朝と仕事終わりに、思わずありがとうって言ってる。
昼に戻らない、って言ったらまたカミさんが弁当作ってきてくれた。陽が差さないから1BOXの中でも防寒着を脱げない。
水が凍る前に少しでも制作を前に進めておきたいので、休憩もそこそこに穴開け作業開始。
こんな一輪挿し作りました。え、花を挿す穴はどこかって?
極薄く割ったフタのような石を外すと穴が現れます。
実は本体も2段に別れています。
何で石の一輪挿しにフタがあるんだ?なんで2段に別れるんだ?って聞かないでください。
僕にもわかりません。でも、何か面白い使い方があるかもしれません。
誰か素敵に使ってください・笑
来月、仙台三越のアート&クラフトフェアに並べますから。
穴開けを待ってる石があって、全部で20本の穴を開けないといけない。日没までに開けられるのは半分くらいかな?と思いながら作業始めた。
すると奇跡のようにあっという間に穴が開いていく。経験したことないスピード。寒い中淡々と仕事していたから神様がごほうびくれたのか?ありがとう。
いやいや、それでは次回に活かせない。今日のセッティングをメモ。穴開け前に丸砥でダイヤの刃研ぎ、重石の石約70kg、石を押さえる台がわずかに湾曲していてほんの少しぶれることで穴開けに一番抵抗のない角度に勝手に微調整してくれたか?そして何より極寒がプラスに働いたのでは?石と接するダイヤの刃の部分の摩擦熱を見事に冷やし続けてくれたからではないだろうか。
とにもかくにも、これだけの穴開けにかかった時間は90分。石と刃の相性が悪いと、15cmの穴1本開けるのだけで1時間かかることもあるのに。とにかく、びっくりした。
とりあえず神様に「ありがとうございます」って言っておく。
「神様」って誰だ?僕は自然そのものに畏敬の念を覚えて自然全体を神様のように感じている。太陽に毎日あいさつしているのは勝手に自然全体を象徴してもらってるから。
太陽の熱でわずかに温まった熱で石のまわりだけ少し氷に変わった雪が溶けている。良い風情。
夕食に1週間ぶりにビール。カミさんに豚カツをリクエストしたら、なんかお洒落に料理してくれた。カツレツ?粒マスタードとバルサミコ酢でいただきました。うまー。
素敵な人に出会う喜び。素敵な作品に出会う喜び。素敵な作品を作る素敵な人と友だちになる幸せ。
— 山中 環 (@tamaki) 2016, 1月 23