Bass

父親に正月に帰省した時にもらったビールを開けた。「Bass」という英国の伝統製法で醸造される上面発酵の「エール」。

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美味しかった!

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池田さんの織部で今日も鍋。(ほとんど毎日、鍋!)

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友だちが作って贈ってくれたスモークチキン

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粒マスタードが合う!

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金麦。美味しい・笑

正方形で丸いものの写真撮ってて「square sircle」を思い出した。
Flickrという写真共有サイトがあって、その立ち上げの時から参加していて、写真をアップすると世界中の人から即座に感想が届いて、こちらからもみんなの写真に辞書を片手に感想を書く、すごく刺激的で興奮する毎日だった。ペンパルで世界の誰かと文通したいという子供の頃からの夢が叶った瞬間でもあった。それがリアルタイムで毎日。
何よりそこに、その人が撮った写真を中心に世界中のみんなでおしゃべりしている感が楽しかった。ネットでただ文句を言うだけの人、多いけど自分ていうものが出てしまう写真をまず提示するっていうのは本当に幸せな繋がりだったなぁ。みんながまず自分の写真を提示することから始まるから、他の人の写真にも敬意を払い、文句言いたい放題で終わりという事が無かった。ネットの幸せなコミュニティが成立した稀有な期間、いや瞬間だったんだろう。あの時の幸福感は忘れられない。インターネットが距離を無くす、と言う感じを体感した。毎日が刺激的で興奮した。Yahooが買収するまでは

square sircle」というのは正方形の写真にぴっちり内接する、円形のものが写っている写真だけを投稿するグループ。僕も参加して投稿した。全てが自由な条件で表現するよりも、縛りがある中でこそ、表現が自由な力を発揮することがあるというのは良くある事。「表現」と「制約」ってそういう関係にあるのかもしれない。

お父さんにもらったビールを飲んで、気持ち良く酔いながらネットしていて、イタリアで子どもたちにインタビューする動画を見た。

この国の首相はいい夫婦の日に「家庭の幸福は、妻への降伏」と言った。僕には狂った夫婦関係としか思えないけどマスメディアは賛美し、奥さんも怒らない。こんなセリフ、もし俺が言ったらカミさんは絶対怒る。っていうか絶対言わない。これ、完全に女性をなめてるよ。それをよく「妻」に言えるし、FACEBOOKで自慢気に書くよ。夫婦関係が偲ばれる。
女性は「命」に対する感覚が男より勝っているからか、原発や、戦争に向かいそうな憲法の問題、沖縄の基地問題に反対している人が少なくない。「すべての女性が輝く社会づくり」と安倍さんは言うけど、そういった命からの視点を持つ女性の声を聞く耳は全く持たないようだ。安倍さんが望んでいるのは(自民党な)男社会のルールを分かって、そこでのし上がろうとしている男以上の男な女の人だけで、それは、ただ性別が女の人なだけで自民党な親父となんら変わりがない。そーゆー女の人に(都合よく)頑張ってもらいたいと思ってるだけなのだろう。

「家庭の幸福は、妻への降伏」という言葉になんの異論も出ず、新聞にも「いいこと」のように掲載するこの国と、僕の感覚には相当なギャップが有る。初めて目にしてから2年近く経つけど、あまりにひどくて時々思い出してしまって、その度に嫌な気持ちになる。僕は「家庭の幸福は、妻への降伏」と言う人を軽蔑する。ギャグにもなっていないし、そこには夫婦の本当のコミュニケーションは無いと思う。最低。

イタリアの男の子が大人に見える。(slap her=彼女を平手打ちして)