ダマスカス

今朝も太くて短い虹が出た。

自家採種のため畑に残しておいた秘伝豆と

ホーリバジル抜いて玄関の軒先に吊るして乾かす。

ホーリーバジルの茎を切ったらなんて良い香り。正統派のホーリーバジルはいくらあっても困らない。大切にどんどん増やしていく。味も香りも他のバジルとは段違いだ。

プランターのパクチーにも実がたくさんつきだした。スパイスカレーに使う自家製コリアンダー・シード。20食分くらいは楽に取れそう。

前回は最後の乾燥でほとんど飛ばしてしまったから今回は全部収穫する。

カレーのランチ。白身カリカリ揚げ卵乗せてカイエンヌペッパーとガラムマサラ振りかけて。

昨日掘り立てをいただいてすぐに煮物にした里芋。冷えたのもうまい。うますぎる。俺って天才か?いえいえ採りたの素材が素晴らしかったからです。

古屋菜々さんのミュゼマエナカでの個展初日へ。

ダマスカスが大好きでダマスカスに命をかけて制作してる菜々さんの作品を見に行った。ダマスカスが大好きになった自分が。

この作品について
この作品では、中央にダマスカスを用いた。ここに現れる模様は意図的に彫り込んだものではない。
鉄とニッケルのプレートを何枚も重ね加熱と加圧を繰り返し一体化させる。素材の違いと鍛えられた足跡が模様となる。
それはまさに時をかけ、層を重ね、地殻変動で層が乱れる地層のようだ。

2013年に仙台のギャラリーで作家についてもダマスカス鋼についても何も知らない時に作品に出会って一目で心持ってかれた。ドキドキしながら作家の名前を覚えてそれ以来、個展がある度に足を運んでいる東京の個展にも

鉄とニッケルの鋼材をパイの様に何層にも重ね灼熱の炎で焼いて何度も鍛錬して作り上げるダマスカス。

文字通り鉄の意思が無ければ屈強な男にだってその塊を得るのは難しいだろう。

今回もその模様にうっとりしたし、

身につけていない時は展示台に取り付けてオブジェになる指輪やネックレスのジュエリーも面白かった。

本当は仕事で今日行くのは無理だったのに天も味方してくれて思いがけず初日に行かれた。

作品にもパワーもらったし小さな体でこんな作品を生み出してる菜々さんと話していると自分もやらなきゃという気持ちにさせられる。

石を扱っている僕でさえ重くて驚くダマスカス、また握らせてくれてありがとう!


2021/10/29 まで。遠刈田のミュゼマエナカで。

※撮影とネットでの公開は作家に許可を得ています

居酒屋我家、開店。鍋。

自分で作ったゆずポン酢と柚子胡椒で。これから週末の鍋度は鰻登りになるはず。

そして秋田の純米酒、高清水を一杯だけ。その後はいただいた「麦とホップ」

豆腐は庭の梅を漬け込んだ梅醤油でいただいた。うまー。