今年の重大ニュース

 異常な年だった今年も例年と同じように1年を振り返って超個人的な重大ニュースを列挙して記録しておきます。
(これまでのまとめ:2010年2009年2008年2007年
今の素直な心境でリストアップすると原発と放射能の問題に偏りそうなので、できるだけ幸せな記録を目指してリストアップしました。だけど、改めてこれだけは明記しておく。

原発はいらない

■01 僕の今年の目標は「会」だった。この目標は達成できた。どれだけ新しく人に会ったかわからない。作品を通して出会った人もたくさん、原発事故による放射腺被害の問題で共に闘う中で出会った人もたくさん。どちらも大切な出会いだった。人に会うことは力になる。
放射能の問題で顔を合わせるたびにあいさつし話すようになり励まし合いtwitterで交流した。年末に「ここまでみんなよく頑張った忘年会」で一緒にお酒まで飲んだ女性(お母さんたち)は今年の3月まで知らなかった人たちだ。女性の、特にお母さんの子供の命を守ろうとする本能と姿勢と行動に触れ人間の素晴らしさをシンプルに感じさせてくれた。えらいなぁとよく心のなかでつぶやいていた。(それにひきかえ国、東電、マスメディア、経済評論家の特に男たちの命の軽視たるや)
7月27日にtwitterにこんな事を書いた。

放射能を当たり前に怖がるのは自分の命が大切だからで、自分の命すら大切にできない人が他人の命を大切に思うわけがない。放射能の問題で動いて出会った人たちと手を強く握り合うような気持ちになるのはそのせいか。出会ったきっかけは最低だけどたくさんの幸せな出会いには感謝してる。

■02 大震災の直前に幸せなプレゼントをいただいた。そして原発事故後の放射能被害と戦っている時にまた幸せな贈り物が届いた。夏には何種類ものじゃがいもやジェノベーゼ。ありがとう、としか言えない。
■03 大震災。ご心配をおかけしました。そしていろいろありがとうございました。
北海道から沖縄まで多くの方に心配していただき援助物資もいただきました。改めてお礼を。海外からのメッセージやメールも沢山いただきました。
 実は大震災の2日前にも地震があった。その時はもちろんこんな事になるとは思わなかった。そのせいで起きた原発事故で死ぬまで放射能と共に生きていかざるを得なくなった。最低。
■04 生涯、最高のお店が津波で無くなってしまった。そこで起こった小さな奇跡勇気づけられる再開
■05 カミさんのコンサート
■06 今までと同じようには出来なかったけど今年もお花見に行った。
■07 自分の事だけを考えて生きてきたのだけどあんまり現実がひどくて生まれて初めてのデモに参加。(その前日前々日の記録。11/13にも
■08 一生、手元においておくと思っていた大切な作品を買っていただいた
■09 マルウェアに感染。ご迷惑をおかけした可能性があります。ごめんなさい。安全を期してサーバー上の全てのファイルを削除して安全を確認できたものだけを少しづつリカバリー。自分の事だけだったらそのままブログやサイトをやめちゃおうかとも思ったけど公的なサイトもあってコツコツとリカバリー。大変だった。
■10 生まれて初めての神戸。あたりまえに野外彫刻が街中にある、その状況を体験するために”足”で歩き回った。足で歩いたから街の息吹や佇まいが今も思い起こせる。楽しかったなあ。歩くっていい。信じられない距離を歩いて後日、ものすごい筋肉痛になったけど。(宮城から神戸までの行き帰りの交通費、滞在費、食費全てお世話になっている石屋さんの社長さんが出してくれました。初めての神戸のプレゼントありがとうございました)
■11 みんなでフェルメールを観に行った。楽しかった。
■12 ピロリ菌除菌成功
■番外 さよなら、スティーブ・ジョブズ