年末恒例、1年を振り返って今年も超個人的な重大ニュースを、記憶力のなくなりつつある自分のために、列挙して記録しておく。順不同。思い出したままにリストアップ。
(これまでのまとめ:2012年、2011年、2010年、2009年、2008年、2007年)
- 愛犬小春が死んだ。
そんな年に誰がなんと言おうと大好きな写真に愛犬小春の写真が選ばれたり、仙台で小春の写真を展示する事になった。
- 愛犬小春との散歩の時に撮りためた、放射能を撒かれる以前の写真を自分で加工して、この美しい自然を汚してもなお原発を稼働させようとする愚かな行為への、反対の意思表明として「NO NUKES PHOTO」を作って一日一枚アップしていた個人的な写真を「おとのわ」に飾らせてもらったのを見た友だちに声をかけていただいて、更に4カ所で写真を展示していただいた。てとてとの冊子の表紙にも。
- Flickrで友だちになったChrisがお父さんになった時、Owenという名のその子に石の一輪挿しを贈った。Owenがその一輪挿しをスケッチする写真が送られてきた。
- Sweets Storyのおふたりからケーキ、新作のケーキまでいただいたり、おばさんから柑橘の皮の手作りのお菓子をいただいたり、しろまるさんからは行者ニンニクをいただいたり、いろんなジャガイモや栗をいただいたりKOHARUという名のワインをさちもさんにいただいたり、さゆりさんにもいただいたり、作品展の際にも多くの方にお菓子やお酒をいただいたり、まだまだ全然、書ききれないけど食いしん坊な僕らに”幸福”な”口福”をありがとうございました。
- ラディッシュの玄米麹漬けとひよこ豆とホッピーにはまった。ひよこ豆は、食べる事が無かったけど、我が家の定番に加わった。ひよこ豆豆腐は定番にはならず。
- 脱原発を目指す北海道と京都の作品展に参加。長崎市長の平和宣言は心に残った。
みんなの放射線測定室も2周年。いろいろ助けられたなぁ。特に気持ちで。
放射能や脱原発の問題は努力をしてもなかなか前に進まない。でもこんな時こそくさらず、あきらめずやれることを淡々と。
仕事場の放射線測定:2013
- 「餅目」という言葉を作った。
- 国民の声を聞かず、数の力で自分たちのやりたい放題。民主主義が無くなりそうな正念場。三宅洋平や山本太郎の存在は希望。
- キャンプには1回しか行かれなかった。大好きだった飯舘村のキャンプ場には放射能が降った。近場に気楽に行かれない。
- 父親がひとりでマケドニア共和国の教会を巡って宗教美術を見て回る旅に。父親が見て回ったものを全部見た人は日本でも数えるくらいしかいなくて、講演会まで頼まれたそうだ。
- 猪と遭遇。
- 今年も叔父さんのベラルーシ風のスープをいただく事ができた。
- 他に誰もいない仕事場や散歩道で、氷や石や葉っぱを並べて遊ぶ事が良くある。撮った写真をFlickrで共有して面白がってもらう事がたまにあるくらいで、いつもはひとりで完結して終わり。だけど何の気無しに石を並べて写真を撮って(Facebookの中で)10日間にわたるイベントになった。誰もいない仕事場にみんなの気配を感じながら、石の写っている一枚の写真を作る作業は不思議でとても楽しかった。
- 今年でブログ10周年。
楽しかった事だけを記録し愚痴や文句や不満は書かない。書くとしても他人が読んで笑えるものに、を自分の中のルールにしていた。そうすると、読み返したとき楽しかった事だけを読む事になって、やな事はどんどん忘れる。どんどん自分の人生が幸せな事だらけに思えてくる。例えば、こっちがあまりのひどさに訴えようと思っていた悪徳業者に、逆に裁判に訴えられるというなかなか普通では経験できない事もありましたが、渦中は面白おかしくなど書ける訳もなくブログには書いてない。結局、数年にわたる仙台へ通う裁判はこちらの言い分が認められて無事終え、今となっては良い人生経験だったと言えるけど・笑
だけど、放射能がばらまかれ、反省や謝罪も無く、この不幸を全国に世界中に広げようとするこの国にある全ての原発を作った人たちや、経済のためとか言って、金が儲かるなら他の国に放射し廃棄物を持って行ってでも原発やればいいし、フクイチの原発事故による放射能の健康被害は無いと言い切る人たちへの憎悪が、体の深いところで燃えていて、なかなかお気楽な馬鹿ブログに戻れない。
- 初めての個展を開催。グループ展などはやっているし、イベントなどに参加する形で作品展をやった事はあるけど、ソロとしては初めて。友だちにたくさん会えた。東京からも幼馴染みや両親も駆けつけてくれた。ネットの中だけの交流だった友だちとも実際に会えたし、教え子と25年振りに会ったり。次に繋がる事もあったし、幸せに包まれたイベントになった。来てくれた方々にこの場を借りて改めて感謝します。
- カミさんと結婚25周年。若い頃は、ずっと苦しかった。本気で闘
ってきた後にこんな世界があったのか。ありがたい、と思う。
例年に比べて長くなった。今年は個展や作品展をいくつもやり、再会や新たな出会いがたくさんあって、忘れられない出来事がたくさんあった。個人的に2013年は忘れられない年になるだろう。